ナイジェリア軍、ボルノ州でボコ・ハラム系拠点から拉致被害者360人を救出

ナイジェリア軍、ボコ・ハラム系拠点から360人救出 長期監禁で子ども2人死亡

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ナイジェリア軍は2026年6月7日、北東部ボルノ州南部のマンダラ山地で、北東部統合任務部隊「Operation HADIN KAI」がボコ・ハラム系武装勢力の拠点から拉致被害者360人を救出したと発表した。長期にわたる監禁と過酷な山岳環境の影響で、子ども2人が死亡したという。

情報主導型作戦での大規模救出

作戦は、事前の情報収集と偵察で拘束場所を特定する形で実施された。救出された人々には男性、女性、子どもが含まれ、ボルノ州内の複数のコミュニティから連れ去られていたとされる。

拘束先は、Jama’atu Ahlis Sunna Lidda’awati wal-Jihad(JAS)と呼ばれるボコ・ハラム主流派の拠点と位置づけられている。JASは、ナイジェリア北東部で長く武装闘争を続けてきた勢力で、山岳地帯や森林地帯を拠点に住民拉致や襲撃を繰り返してきた。

拉致と掃討が続くボルノ州

ボルノ州は、ボコ・ハラムとその分派ISWAPによる武装闘争の中心地であり、住民への拉致や軍施設への攻撃が続いている。6月5日には同州ビウ地域の軍前方基地が武装勢力に襲撃され、兵士5人が死亡した。

5月24日にも、同州で92人の拉致被害者が救出された。今回の360人救出は大規模な作戦となった一方、拉致と救出作戦が断続的に続く現状も改めて示した。軍は救出者を安全な場所に移し、医療・人道支援を行っているとしており、周辺での掃討作戦も続けている。

参考・出典

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