タイとカンボジア、国境衝突で停戦協議開始 16日間で86人死亡
タイとカンボジアの国境地帯で続く軍事衝突を巡り、両国軍の当局は2025年12月24日、停戦再開に向けた協議を始めた。戦闘は16日間に及び、少なくとも86人が死亡した。協議は国境の南端近くにある検問所で行われ、3日間の予定だ。両軍の当局は、合意に至れば12月27日に国防相会談へ進む可能性があるとしている。
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タイとカンボジアの国境地帯で続く軍事衝突を巡り、両国軍の当局は2025年12月24日、停戦再開に向けた協議を始めた。戦闘は16日間に及び、少なくとも86人が死亡した。協議は国境の南端近くにある検問所で行われ、3日間の予定だ。両軍の当局は、合意に至れば12月27日に国防相会談へ進む可能性があるとしている。
カンボジア内務省は2025年12月21日、タイとの国境で約2週間続く戦闘で、国内の避難者が約52万人に上ると発表した。内務省は砲撃やロケット攻撃、タイ軍のF-16による空爆などを理由に挙げた。タイ政府も国内で約40万人が避難しているとしており、前線の揺れがそのまま生活基盤の揺れになっている。
タイとカンボジアの国境衝突を巡り、米中がそれぞれ「電話外交」を強めている。米国務省によればルビオ国務長官は12月19日、タイのシーハサック外相に連絡し、情勢沈静化と停戦への復帰を求めた。中国側も12月18日、王毅外相が両国外相と相次いで協議した。22日にクアラルンプールで特別ASEAN外相会合を控え、停戦の糸口をどこで作れるかが焦点だ。
カンボジアは2025年12月18日、国境の町ポイペトでタイ軍機が爆弾を投下したと発表した。ポイペトは両国を結ぶ陸路の要衝で、カジノや物流で人と金が交差してきた場所だ。国境閉鎖で最大約6000人のタイ人が足止めされる中、空からの攻撃は「行き場のない人」と街の生業を同時に揺らしている。
カンボジアの捜査当局が12月11日、南部シアヌークビルで日本人16人を拘束した。特殊詐欺に関与した疑いがあるという。特殊詐欺は、電話やSNSで公的機関などを装い、金銭をだまし取る手口の総称だ。在カンボジア日本大使館が12月16日に取材へ応じ、拘束の事実を認めた。
タイのアヌティン・チャーンウィーラクーン首相は12月13日、カンボジアとの国境で続く戦闘について、脅威が解消したと判断できるまで部隊の対応を緩めない考えを示した。同日、米国のドナルド・トランプ大統領が「停戦合意」を発信した直後の発言で、現地の沈静化は見通せない。
タイとカンボジアの国境地帯で9日、戦闘が複数地点に広がり、双方で死傷者が増えている。米国が仲介した停戦は事実上崩れ、これまでに少なくとも10人が死亡し、14万人以上の住民が家を追われたまま、先の見えない避難生活を強いられていると報じられる。
カンボジアのフン・マネット首相の上級顧問スオス・ヤラ氏が9日、激しさを増すタイとの国境紛争を終わらせるため、ただちに二国間協議を始める用意があると表明した。ただしタイ軍は8日に国境沿いで空爆を開始しており、7月に米国などが仲介した停戦合意の行方は再び揺らいでいる。砲撃が続く中、住民の不安を前に「今すぐ話し合える」というメッセージは届くのかが問われている。
タイ軍は12月9日、カンボジアとの国境沿いで新たな衝突が拡大する中、タイ領内に入ったカンボジア軍部隊を排除する作戦を進めていると明らかにした。カンボジア国防省によれば、8日夜から9日朝にかけた砲撃などで民間人2人が死亡し、自国側の死者は少なくとも6人に増えた。停戦が揺らぐ国境では、砲撃音を避けて逃げる住民の列が途切れない。
米司法省から大規模な投資詐欺や資金洗浄への関与を問われているカンボジア拠点の華人系企業「プリンス・ホールディング・グループ」のチェン・ジー会長が、東京の一等地で静かに住まいを確保していたことが分かった。2022年に自ら設立した日本法人の登記簿をたどると、登記上の本店が都心の高級マンションへと移されており、日本が国際犯罪マネーの行き場になっていないかを考えさせる動きである。
双眼鏡を下げた軍服の一団が装備を点検し、車列が係争地へ向けて動き出した。ASEANのオブザーバーが2025年11月14日に現地調査に入る。10日に国境で地雷が爆発してタイ兵が負傷し、米国が仲介した停戦合意の履行が止まった。タイはカンボジアに謝罪を要求し、カンボジアは関与を否定して順守を促している。
フラッシュが一斉に走り、乾いた拍手が波のように広がった。タイとカンボジアが2025年10月26日、クアラルンプールで停戦合意の拡充文書に署名した。立ち会ったのはトランプ米大統領。7月の国境衝突から続いてきた緊張に、一段落の区切りが入ったといえる。だが真価は履行にかかる。
ソウル郊外の空港で、到着便から降りた乗客の列がじわりと滞る。関税検査場の奥で赤いランプが点るたび、係員が静かに動く。カンボジア発の便に乗っていた「ブラックリスト搭乗客」が、この5年で約6倍に増えたことがわかった。国会提出資料で判明し、韓国の出入国と麻薬対策の綻びを映す動きと映る。
カンボジアでオンライン詐欺に関与した疑いで現地当局に拘束されていた韓国人64人が、政府のチャーター機で韓国へ送還され、2025年10月18日に仁川国際空港へ到着した。到着直後に警察が身柄を確保し、東南アジア拠点の犯罪網に対する韓国政府の対策が一段と加速していると映る。
秋雨のソウル・龍山で国務会議が開かれた14日、韓国外務省が、偽の求人や詐欺組織に絡む事件の被害者とみられる自国民がカンボジアで相次ぎ行方不明になっていると明らかにした。李在明大統領は「国民の安全確保にあらゆる手段を直ちに動員する」と指示し、政府の緊急対応が動き出した。被害の全体像をどう浮かび上がらせるかが問われている。
秋晴れの空が広がる姫路の街で、若者をのみ込む犯罪の影が静かに揺れている。兵庫県警は2025年10月10日、特殊詐欺グループの拠点があるカンボジアへ大学生の男性(23)を連れ出したとして、国外移送目的誘拐容疑で「リクルーター」の男ら6人を逮捕したと発表した。海外拠点化と人材の囲い込みが結びつく現在地が浮かぶ。
タイとカンボジアの係争地で、2025年9月27日に双方が相手から攻撃を受けたと発表した。7月末の停戦から2カ月、再び国境の空気が張りつめる。死傷者は確認されていないが、にらみ合いの線が少し動くたび、政治と暮らしの振幅は確実に大きくなる。