ゼレンスキー大統領、国民投票でウクライナ東部ドンバス領を問う姿勢
ウクライナのゼレンスキー大統領が、東部ドンバスを巡る領土問題を国民投票や選挙で問う可能性に触れた。ロシアが地域全体の支配を迫るなか、戦争終結を急ぐ米国などからは和平案受け入れを求める圧力も強まる。誰がどこまでを守り、どこまで譲るのか。その判断を、市民自身に委ねるべきだとする姿勢が鮮明になっている。
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ウクライナのゼレンスキー大統領が、東部ドンバスを巡る領土問題を国民投票や選挙で問う可能性に触れた。ロシアが地域全体の支配を迫るなか、戦争終結を急ぐ米国などからは和平案受け入れを求める圧力も強まる。誰がどこまでを守り、どこまで譲るのか。その判断を、市民自身に委ねるべきだとする姿勢が鮮明になっている。
ロシアの侵攻が続くウクライナが、米国主導の和平案について当初の28項目から20項目に絞った修正版を米側に提出した。ドイツのメルツ首相は、この新案にウクライナが領土問題で譲歩する可能性が盛り込まれていると明かす。領土の一部を差し出してでも戦争を終わらせるのか、それとも長期戦を覚悟して守り抜くのか――ウクライナ社会に重い選択が突きつけられている。
ウクライナの大統領、ゼレンスキー氏は6日、トランプ米政権のスティーブ・ウィトコフ特使とジャレッド・クシュナー氏と長時間の電話協議を行ったと公表した。和平案を巡る米側との調整で「実質的」な議論だったと強調し、今後の協議の段階や形式でも合意したという。前線への攻撃が続くなか、戦争終結に向けた新たな政治ルートが動き始めている。
米国とウクライナの当局者が、ロシアとの和平案を巡り米南部フロリダ州でおよそ4時間にわたり協議した。11月30日(現地時間)の会合後、ルビオ米国務長官は「生産的だった」との評価を示しつつ、合意までにはなお多くの課題が残るとの認識も示したとロイター通信やAP通信は伝えている。前線への砲撃が続くなかで進むこの和平作りは、停戦を急ぐ一方で、ウクライナの主権や将来の安全保障にどのような負担を強いるのかという…
サイレンの音が鳴りやまない夜、消防隊員が炎に包まれた住宅へはしごを掛け、救急車のストレッチャーが暗い路上を行き来した。2025年11月23日深夜、ウクライナ東部の主要都市ハルキウがロシア軍の無人機攻撃を受け、少なくとも4人が死亡し、十数人が負傷した。同じ頃、遠く離れたスイス・ジュネーブでは、戦争終結の行方を左右しかねない和平案をめぐり、米国やウクライナ、欧州の高官たちが会議室で向き合っていた。
交渉団の乗った機体がジュネーブを離れたのは、24日夜のことだった。数日間にわたる協議を終えたウクライナ代表団は、米国が示した和平案の修正内容を報告するため、キーウへの帰路についた。ロシアとの戦争を終わらせるための道筋を巡り、米国とウクライナはなお意見の隔たりを抱えながらも、その幅を少しずつ詰めつつある。
キエフ中心部の官邸前に、迷彩服の米陸軍代表団が到着したのは、砲撃の音が遠くに聞こえるなかだった。ゼレンスキー大統領は彼らと向き合い、米国がまとめた和平案について数時間にわたり協議した。だが会合の舞台裏では、情報提供や武器供給を絞るとの示唆とともに、感謝祭までに合意を迫る強い圧力が伝えられていたという。戦争を終わらせるという名目の下で、ウクライナに重い選択を迫る構図が浮かび上がっている。
政府高官がずらりと並ぶ会議室で、プーチン大統領が静かに口を開いた。2025年11月21日、テレビ中継された会合で、米国からウクライナ和平案を受け取ったと明かしたのだ。28項目から成るとされるその案は、ウクライナとの戦争を終わらせる「最終合意の土台になり得る」と言いながらも、ロシア政府内での本格協議はまだだと付け加えた。前線ではロシア軍の攻勢が続き、和平と軍事圧力が同時に進むいびつな構図が鮮明になっ…
会談を終えたゼレンスキー大統領が、米陸軍トップのドリスコル長官と固く握手を交わした。20日、キーウを訪れた米軍代表団との協議で、大統領は米国が用意した新たな和平案について共に詰めていく考えを示し、戦争終結へ向けた「率直で迅速な作業」に踏み出すと表明した。一方で、この計画はウクライナに領土放棄や軍縮を求める内容を含むとされ、欧州や国内には不安も広がっている。
トルコでの首脳会談の席で、ゼレンスキー大統領はエルドアン大統領と向き合っていた。同じ頃、ワシントンからは、ロシアとの戦争を終わらせるためには米国が用意した枠組みを受け入れるべきだという厳しいメッセージが届けられていた。領土の割譲や軍の縮小まで含むこの提案は、ウクライナにとって和平と主権のどちらを優先するのかという重い選択を突きつけている。
エルサレムの夜明け前、閣議室の灯が静かに消えた。イスラエル首相府は2025年10月10日 未明、ガザ情勢の和平案「第1段階」をめぐり、イスラム組織ハマスとの合意の承認を発表した。承認後ただちに停戦が発効し、72時間以内に人質が解放される見通しだ。長く続いた戦火に区切りを打つ一歩が、ようやく形になりつつある。
米国のホワイトハウスでトランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が会談し、日本時間の2025年9月30日にガザ戦闘の終結を目指す「20項目」の和平案が発表された。イスラエルは受け入れの意思を示し、ハマスの対応は不透明のままである。合意は停戦と人質返還を軸に、戦後統治の枠組みまで描く野心的な内容だ。