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キオクシアは2026年7月29日、AIサーバーや大規模データセンター向けのSSD「KIOXIA NX1シリーズ」を開発し、一部のハイパースケール顧客へのサンプル出荷を始めた。キオクシアとして初めて直接液冷に対応するSSDとなる。
書き込み性能をXD8シリーズから向上
NX1シリーズは、E1.Sフォームファクターを採用したKIOXIA XDシリーズの後継モデルで、PCIe 5.0に対応する。独自開発の次世代コントローラーを搭載し、XD8シリーズと比べてシーケンシャルライト性能を最大約38%、ランダムライト性能を最大約20%高めた。実際の速度は、ホストシステムや読み書き条件などによって変動する。
容量は1.92TBから15.36TBまで。NVMe 2.0とOCP Datacenter NVMe SSD Specification 2.6に準拠し、NVMe Flexible Data Placement(FDP)もサポートする。リードインテンシブ用途向けの耐久性は1 DWPDとしている。
9.5mm版がコールドプレートによる液冷に対応
AIサーバーではGPUなどの高性能化に伴い、ストレージにも性能や電力効率、放熱性が求められる。NX1シリーズのE1.S 9.5mm版は空冷に加え、コールドプレートを使う直接液冷構成に対応する。15mm版は空冷のみの対応となる。
キオクシアは8月4日、米カリフォルニア州サンタクララで8月4~6日(現地時間)に開催されたFMS 2026でNX1シリーズを展示対象とすると発表した。8月18日時点で一般提供や量産出荷の開始時期は公表されておらず、製品は一部顧客へのサンプル出荷段階にある。
