NVIDIA、AIバブル論を一蹴 フアンCEO「転換点」に強気の決算発表
電話会見のスピーカーから、落ち着いた声が流れた。2025年11月19日、米半導体大手NVIDIAのジェンスン・フアンCEOは、第3四半期決算を説明しながら「AIバブル」という言葉を退け、今は大きな「転換点」にあると語った。売上や見通しは市場予想を上回り、時間外で株価は上向いた。それでも、世界の投資家の胸の内には、高揚感と警戒心が入り混じったままだ。
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電話会見のスピーカーから、落ち着いた声が流れた。2025年11月19日、米半導体大手NVIDIAのジェンスン・フアンCEOは、第3四半期決算を説明しながら「AIバブル」という言葉を退け、今は大きな「転換点」にあると語った。売上や見通しは市場予想を上回り、時間外で株価は上向いた。それでも、世界の投資家の胸の内には、高揚感と警戒心が入り混じったままだ。
売り注文が画面上を埋めた。暗号資産ビットコインが2025年11月18日、7カ月ぶりに1ビットコイン当たり9万ドルの節目を割り込んだ。長く続いた上昇相場で積み上がってきた今年の値上がり分は、ここ数週間の急落でほぼ帳消しになり、投資家のリスクを取りに行く姿勢が一気に冷え込んでいる。
東京のトレーダー用チャットに短い吐息が交じった。2025年11月3日、ビットコインが一時10万7000ドルを割り込んだ。アルトコインの下げはさらに深く、10月の急落で過剰なレバレッジがはぎ取られた余韻が、依然として板の薄さと値幅の広さに残っている。強気相場の延長線上にあるはずの価格帯で、投資家心理の脆さが静かに露呈した格好だ。
自民党総裁選が2025年10月4日に迫るなか、市場では“石破ショック”の再演は見込み薄だとの空気が広がっている。仮に小泉進次郎農林水産相が勝っても、相場は政策の中身を丁寧に測り、乱高下よりも持続力を試す段階に移っていると受け止められている。昨年の動揺を経て、投資家の関心は人物より政策運営の手触りへと移っている。