中国、米国の対中12.5%追加関税に完全撤回要求 強制労働理由の301条措置を批判
中国商務省は2026年7月27日(中国時間)、米国が強制労働対策を理由に中国からの輸入品へ課した12.5%の301条追加関税について、完全撤回を要求した。米国は中国を含む60の貿易相手を対象に新措置を発動している。
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中国商務省は2026年7月27日(中国時間)、米国が強制労働対策を理由に中国からの輸入品へ課した12.5%の301条追加関税について、完全撤回を要求した。米国は中国を含む60の貿易相手を対象に新措置を発動している。
米通商代表部(USTR)は2026年7月24日午前0時1分(米東部時間、日本時間同日午後1時1分)、日本を含む60経済圏からの輸入品に対し、通商法301条に基づく追加関税を発動した。
米国の関税措置をめぐる摩擦が、司法判断をきっかけに再び揺れている。中国商務省は24日、米国に対し「一方的な関税措置」の撤回を促し、次の米中貿易協議を開く用意があるとの姿勢をにじませた。対抗措置については、米側の新たな動きも見極めつつ判断するとした。
世界の輸出企業にとって、米国向け取引の採算を左右する新たな上乗せ関税の適用が24日に始まった。AFPによると、米連邦最高裁がトランプ政権の一連の関税措置を違憲と判断したのを受け、政権側が貿易政策を組み直す「代替の枠組み」として位置付けている。
米国が24日に発動した新たな関税措置「代替関税」を受け、日米合意の履行が改めて問われている。赤沢亮正経済産業相は24日の閣議後会見で、巨額の対米投資について、関税措置の発動後も「誠実かつ迅速に執行する」と米側と確認していると強調した。
輸入品への追加負担を一気に広げた大統領の関税政策が、司法の壁にぶつかった。米連邦最高裁は米東部時間20日(日本時間21日未明)、トランプ大統領が打ち出した大規模な関税措置について、法的根拠を欠くとして効力を認めない判断を示した。
グリーンランドの帰属を巡り、米政権が関税を外交カードとして前面に押し出した。ベセント米財務長官は米国時間18日(日本時間19日)、欧州8カ国への追加関税は米国の経済力で戦争を回避する狙いだと説明し、自治領のままでは有事に米国が巻き込まれかねないとの認識を示した。
秋晴れの記者会見場で、新任の赤沢亮正経済産業相がマイクに向き直った。22日、赤沢氏は茂木敏充外相と協力し、関税措置を柱とする日米合意の実施に取り組む方針を明言した。約80兆円規模の対米投資では半導体やAIの案件形成を急ぐ構えを示し、アラスカLNGは米国主導で検討が進むとの見立ても述べた。経済外交の起点が動き出した、と映る。