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DeepSeekが新モデル「DeepSeek-V4 Preview」を公開した後、ファーウェイのAI半導体「昇騰(Ascend)950」系列への需要が急拡大し、バイトダンスやテンセント、アリババなど中国の大手インターネット企業が発注枠の確保を急いでいる。クラウドコンピューティング企業やGPUレンタル事業者も注文確保に動いており、中国製AIモデルと中国製計算基盤を組み合わせる動きが商談面で一段と表面化した。
V4公開で強まったAscend適合
DeepSeekは24日、V4 Previewを正式公開し、V4-ProとV4-Flashの提供を同時に始めた。APIも同日更新し、両モデルは100万トークン規模のコンテキストに対応するモデルとして案内されている。
ファーウェイも、Ascendチップと関連技術がDeepSeek V4と互換性を持つと表明している。V4はファーウェイ系基盤で動くモデルとして位置付けられ、DeepSeekはAscend 950 supernodesが2026年後半に大規模展開されれば、V4-Proの価格が大きく下がり得るとの見方も示した。
大手ネット企業に広がる調達競争
発注を巡ってファーウェイに接触している企業には、バイトダンス、テンセント、アリババが含まれる。需要は研究開発向けにとどまらず、クラウドサービスや計算資源レンタルの供給網にも広がっている。
供給面では、950PRが4月に量産に入り、2026年後半に本格出荷、2026年内に約75万個の出荷が見込まれるとの計画が浮上している。ファーウェイは3月のMWC 2026で、最新の超节点製品としてAtlas 950 SuperPoDを海外で初披露しており、950の名称を冠する計算基盤は製品化の文脈でも前面に出ている。
今回の動きは、中国のAI開発企業と国内半導体・計算基盤の結び付きが商用需要に波及し始めたことを示す。一方で、個別企業の採用確定や確定数量、性能比較の細部は明らかになっていない。
参考・出典
- Exclusive-Big Chinese tech firms scramble to secure Huawei AI chips after DeepSeek V4 launch, sources say By Reuters
- DeepSeek V4 Preview Release | DeepSeek API Docs
- Factbox-DeepSeek-V4, the Chinese AI model adapted for Huawei chips By Reuters
- China’s DeepSeek rolls out a long-anticipated update of its AI model
- Deepseek’s V4 model will run on Huawei chips, The Information reports By Reuters
- China’s AI darling DeepSeek previews new model By Reuters
- 坚持技术创新,开源开放,为世界提供算力新选择 – 华为
