清水建設、木質耐火部材を革新 石こうボード施工を半減する新工法
製作ラインで石こうボードを留める手順が変わった。清水建設は木質耐火部材「スリム耐火ウッド」の新工法を公表し、製作時間を半分、コストを約20%抑える道筋を示した。国土交通大臣認定も取得し、2025年11月6日に発表後、現場への適用を順次進めている。
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製作ラインで石こうボードを留める手順が変わった。清水建設は木質耐火部材「スリム耐火ウッド」の新工法を公表し、製作時間を半分、コストを約20%抑える道筋を示した。国土交通大臣認定も取得し、2025年11月6日に発表後、現場への適用を順次進めている。
東北電力、RUTILEA、日立製作所、日本政策投資銀行の4社が2025年11月12日、東北・新潟で次世代型のDC(データセンター)構築に向けた共同検討を始めた。GPU(画像処理装置)需要の急増を受け、事業主体の組成まで視野に入れる。拡張しやすい設計や分散配置の可能性を探り、地域の電力と通信を結んで持続可能なAI基盤を育てる狙いだ。
マイクの前に立った赤沢経済産業相は、「必ず成功させなければならない」と声を強めた。次世代半導体メーカーのラピダスに対し、政府が1000億円を株式出資する方針を決めたのである。情報処理推進機構を通じて国が株主として関与し、2ナノメートル級の最先端半導体の国産化と、経済安全保障の強化を同時にねらう大きな一歩だ。
鼓動の変化を映す動画が会場に流れると、福田恵一医師は静かに経過を語った。慶応大発のHeartseedが進める、iPS細胞由来の心筋球を用いた世界初の治験で、手術から半年以上を経た患者で心機能の回復が示されたという。重い心不全に対し、移植に頼らない再生医療が輪郭を得つつある。
データセンター向けの新しいチップ設計に向けて、アームが動き始めた。ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計企業アームは、NVIDIAの高速接続技術NVLinkを自社のNeoverseプロセッサー群に組み込む方針を示した。AI向け半導体で大きな影響力を持つ両社の連携が深まることで、サーバー用CPUとAIアクセラレーターの関係や、今後のAIデータセンターのつくり方にも変化が広がりつつある。
ヨハネスブルクの会場で各国の担当者が草案の紙束を行き交う一方、米国の首脳席は空いたままだった。今週末のG20サミットに向けてまとめられた文書には、ミサイルからスマートフォンまで支える重要鉱物を、一方的な輸出規制から守るという新たな方針が盛り込まれた。名指しは避けつつも、中国がトランプ米大統領の貿易戦争のさなかに打ち出した大規模な輸出管理を念頭に置いた内容であることは明らかだ。
ワシントンの省庁で、担当者たちが静かに書類をめくっている。その机上にあるのは、半導体大手エヌビディアが開発したAI向け最新GPU「H200」を中国へ輸出してよいかどうかという案件だ。トランプ米政権がこの販売を認めるか検討していることが、2025年11月21日に関係者の証言から明らかになった。
台北で担当官が声明を読み上げたのは、2025年11月21日の午後だった。東京電力福島第1原発事故をきっかけに続いてきた日本産食品への輸入規制を、この日付で全て終わらせるという内容だ。長年、産地証明書や放射性物質の検査報告書をそろえてきた輸入業者たちは、静かにその一文を聞き届けた。
フラッシュが交差する会見場で、南アフリカのラマポーザ大統領とEUのフォンデアライエン欧州委員長、コスタ欧州理事会議長が並び立った。2025年11月20日、G20首脳会議の開幕を2日後に控えたヨハネスブルクで、両者は重要鉱物をめぐる協力覚書に署名した。電気自動車や風力発電に欠かせない金属資源を、どう掘り出し、どこで加工し、誰の利益につなげるのか。その問いに向き合う試みが、アフリカで初めて開かれるG2…
荷揚げ機が甲高い音を立てる中、噴火湾の岸壁ではホタテのかごが次々と持ち上がる。中国が日本産水産物の輸入手続きに揺さぶりをかけていると報じられる一方で、漁業者の表情は意外なほど落ち着いている。2023年夏の全面禁輸以降、米国や東南アジアへ販路を切り替え、「脱中国」を進めてきたことで、港の景色も、売り先の地図も、この数年で静かに変わりつつあるからだ。
各国首脳が南アフリカへ向けて動き出すなか、そのテーブルに一枚の試算が差し出された。国際NGOオックスファムが2025年11月20日に公表した分析では、G20に属する億万長者の資産が直近1年で2兆2000億ドル増え、貧困線の下で暮らす約38億人を1年間支えるのに必要な1兆6500億ドルを上回るとされた。週末にヨハネスブルクで開かれるG20サミットを前に、この数字は議論の方向性に静かな圧力をかけている…
スマホの画面を指先でなぞるだけで、数百円の服が次々と注文できる時代だ。その便利さの陰で、静かに積み重なっていたリスクがあらわになった。環境保護団体グリーンピース・ドイツが2025年11月20日に公表した調査で、中国発のファストファッション大手SHEINの服から、EUの上限を超える有害化学物質が相次いで見つかったのである。
会見場で配られた統計表には、じわりと数字が変わった跡が並んでいた。総務省が21日に公表した10月の全国消費者物価指数では、物価の基調を示す生鮮食品を除く総合(コアCPI)が前年比3.0%上昇となり、3カ月ぶりに3%台へ戻った。任意の自動車保険料や宿泊料、家庭用耐久財の値上がりが全体を押し上げ、家計が感じる重さをあらためて浮かび上がらせている。
電気自動車の組立ラインが並ぶ広大な工場が、近くまったく別の役割を担おうとしている。米オハイオ州ローズタウンの元EV工場について、ソフトバンクグループが最大30億ドルを投じてAIデータセンター向け機器の製造拠点に改修する計画を進めていることが、2025年11月20日に明らかになった。生成AI「ChatGPT」を動かす膨大な計算能力の裏側で、日本企業がどのように存在感を高めようとしているのかが見えてき…
議場に設置された投票ボタンが一斉に押されると、ロシア下院は決議の採択を宣言した。ウクライナ侵攻を受けて欧州連合(EU)が凍結しているロシア国有資産について、もしEUが差し押さえや活用に踏み込めば、資産を預かるベルギー政府と証券決済機関ユーロクリアを相手取り、世界各地の裁判所で法的措置を取るという強い内容だ。「非友好国」の非居住者が持つ資産を、ロシアの損失補填に充てうると明記した点も注目される。
マドリードの法廷で判決文が読み上げられると、記者たちのキーボードをたたく音が一斉に響いた。裁判所が名指ししたのは、フェイスブックやインスタグラムを運営する米テック大手メタだ。同社はスペインのデジタルメディア各社に対し、総額4億7900万ユーロを支払うよう命じられた。不公正な競争とEUのデータ保護規則違反が認定されたこの決定は、オンライン広告の常識を揺さぶるものとなっている。
記者団の前でマイクを握った片山さつき財務相は、円が1ドル=157円台まで売られた21日朝、市場に向けて静かに釘を刺した。過度な変動や無秩序な動きが続けば、政府として必要に応じて適切に対応する、その中には為替介入も「当然、考えられる」と語り、約10か月ぶりの円安水準に神経をとがらせている姿をにじませた。
登記簿の見本を前に、担当者たちが新しい欄の位置を指でなぞる。いま政府内では、不動産登記に所有者の国籍を記入することを義務付けるかどうか、静かに議論が進んでいる。氏名や住所は載っていても国籍は分からないという現行制度を見直し、マンション価格の高騰が続く都市部の実態を、数字でつかもうとする試みである。
官邸で開かれた与党幹部への説明会では、担当閣僚が分厚い資料を机に置き、経済対策の全体像を語り始めた。焦点は、所得税の「年収の壁」見直しやガソリン税の暫定税率廃止を含む大型減税だ。政府はこれらを柱とする総合経済対策を、2025年11月21日に閣議決定する準備を進めている。規模は減税効果も含めておよそ21兆3000億円と見込まれ、コロナ禍後で最大の対策になる。一方で、財政拡張を警戒する投資家の間では、…
電話会議の回線が切れると同時に、ワシントンの担当者が一つの数字を読み上げた。米政府が中東の2社に送り出すNVIDIA製AI半導体、最新鋭「GB300」級チップの演算能力は合計3万5000個分。サウジのAI企業ヒューメインとUAEのG42がその受け手となり、砂漠のデータセンターで動き出す巨大な計算工場の姿が、ようやく現実味を帯びてきた。