パブリック

行政、公共政策、社会制度、インフラ、治安や法制度など、 私たちの生活に関係する「見えにくい公共領域」を扱います。
税、医療、教育、防災、行政に加え、 犯罪や事件を通じて浮かび上がる社会構造や制度の課題にも注目。
ニュースの先にある生活への影響を整理し、 公共を「自分ごと」として理解するためのカテゴリです。

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国際犯罪マネー懸念 米司法省追及のチェン・ジー会長が東京高級住宅に拠点確保

国際犯罪マネー懸念 米司法省追及のチェン・ジー会長が東京高級住宅に拠点確保

米司法省から大規模な投資詐欺や資金洗浄への関与を問われているカンボジア拠点の華人系企業「プリンス・ホールディング・グループ」のチェン・ジー会長が、東京の一等地で静かに住まいを確保していたことが分かった。2022年に自ら設立した日本法人の登記簿をたどると、登記上の本店が都心の高級マンションへと移されており、日本が国際犯罪マネーの行き場になっていないかを考えさせる動きである。

NHKが支払い督促10倍へ 受信料制度の在り方焦点に

NHKが支払い督促10倍へ 受信料制度の在り方焦点に

受信料を払っている人と払っていない人、その差をどう埋めるのか。NHKが受信料の支払率低下に直面し、2025年10月に「受信料特別対策センター」を立ち上げた。未払いが続く世帯などに裁判所を通じた「支払い督促」を本格的に使い、2025年度には手続き件数を前年度の10倍超に増やす方針だ。公共放送の負担の在り方を改めて問い直す動きになりそうだ。

中国福建省が台湾インフルエンサーに懸賞手配 台政府は越境抑圧と批判

中国福建省が台湾インフルエンサーに懸賞手配 台政府は越境抑圧と批判

福建省泉州市の警察が動いた。2025年11月13日、台湾のインフルエンサー温子渝(ウェン・ツーユー)氏と陳柏源(チェン・バイユエン)氏の情報提供を募る指名手配を公表し、通報者には金銭の報奨を設けた。投稿で中国批判や台湾独立をあおったとされる2人をめぐり、中国側は厳罰姿勢を示す。一方の台湾政府は「越境抑圧」と反発し、国際ルールの観点から実効性に疑義を呈した。出来事は画面越しの言論と国家の境界が交わる…

ウルミエ湖の危機深まるイラン、人工降雨投入で水不足に対応

ウルミエ湖の危機深まるイラン、人工降雨投入で水不足に対応

北西部の滑走路で整備員が動く。人工降雨装置を積んだ航空機が次々と離陸し、ウルミエ湖の上空へ向かった。2025年11月15日、気象当局は降水量が長期平均比で約89%減り、過去50年で最も乾燥した秋になったと明らかにした。IRNAは、同湖周辺での人工降雨(雲に薬剤を散布して降水を誘発する手法)の運用開始を伝えた。干ばつが5年続く中、当局は水の使い方を変える選択に踏み込みつつある。

英国内務省が難民保護を一時化 永住まで20年に延長

英国内務省が難民保護を一時化 永住まで20年に延長

英国政府の方針転換は、発表の言葉よりも先に現場を動かし始めている。難民保護を恒久ではなく一時の措置とし、永住許可までの道のりを20年へ延ばす構想が打ち出された。保護は30か月ごとに見直し、生活支援は義務から裁量へ移す。欧州人権条約第8条(家族生活の尊重)の運用方針も改めるとしており、詳細は2025年11月17日に公表される。抑止と受け入れ、二つの価値の折り合いが問われる局面だ。

最高裁判決受け、厚労省委が生活保護減額の基準見直し 減額2.49%に抑制案

最高裁判決受け、厚労省委が生活保護減額の基準見直し 減額2.49%に抑制案

厚生労働省の専門委員会は2025年11月17日、生活保護基準の減額を違法とした6月の最高裁判決を受け、引き下げ率の見直しを盛り込んだ報告書案を大筋了承した。基準改定前比で最低2.49%の減額にとどめる案に加え、違法部分の全額を支給する選択肢も並べ、政府は月内にも支給方針を決める。高市首相は引き下げを謝罪し、一部補償に言及した。

北海道泊村長が泊原発3号機再稼働へ同意の意向、4町村首長で初

北海道泊村長が泊原発3号機再稼働へ同意の意向、4町村首長で初

17日、泊村議会の全員協議会で高橋鉄徳村長が、北海道電力・泊原発3号機の再稼働に村として同意する意向を示した。事業者と事故時の連携や情報提供を取り決める安全協定を結ぶ4町村の首長では、同意の意思表示が初めてとされる。10月末に村議会が早期再稼働への同意方針を決めており、地元手続きは次の局面へ進んだ。

フランス、再処理ウランをロシアへ輸出 戦時下で倫理性に再び疑問の声

フランス、再処理ウランをロシアへ輸出 戦時下で倫理性に再び疑問の声

クレーンの音に合わせ、放射性物質のラベルを貼ったコンテナが次々と甲板へ移される。15日、仏北部ダンケルクの岸壁で、グリーンピースのメンバーがその一部始終を記録した。翌16日、同団体は「フランスが再処理ウランをロシアに輸出し、再利用可能にしている」と発表。違法ではないが「非道徳的だ」とする批判は、戦時下の原子力取引をめぐる論点をあらためて浮かび上がらせた。

中国・河南省新郷市、少林寺元住職の逮捕を検察が承認 資金横領などの疑い

中国・河南省新郷市、少林寺元住職の逮捕を検察が承認 資金横領などの疑い

中国河南省の新郷市検察院は2025年11月16日、少林寺の元住職・釈永信容疑者について、横領や資金の不正流用、非国家職員としての収賄(国家機関に属さない立場での収賄を罰する罪)の疑いで逮捕を承認(検察が警察の請求を認める段階)したと発表した。身柄の拘束状況は不明。寺の顔として文化を広めた一方、商業化批判も受けた人物の捜査は次の局面へ。

米プリンストン大学 寄付名簿に侵入、24時間近く不正アクセス

米プリンストン大学 寄付名簿に侵入、24時間近く不正アクセス

寄付や同窓会を担うアドバンスメント部門のデータベースに外部から侵入があり、24時間近く不正アクセスが続いた。プリンストン大学は2025年11月10日の発生を公表し、氏名や連絡先、募金・寄付に関する情報が含まれていたと説明した。アイビーリーグ(米名門私立の連盟)を狙う新たな攻撃の連鎖に、大学の名簿と信頼の脆さが浮かぶ。

インド国家捜査局NIA、カシミール住民逮捕 自動車爆発で8人死亡事件

インド国家捜査局NIA、カシミール住民逮捕 自動車爆発で8人死亡事件

捜査官が手錠をかけたのは、赤い城のほど近くで人と車が炎にのまれた夜から6日後だった。国家捜査局NIA(テロ事件を扱う連邦機関)は2025年11月16日、カシミールの住民アミール・ラシード・アリ容疑者を逮捕。先週の自動車爆発で8人が死亡、少なくとも20人が負傷した事件で、爆発に使われた車が同容疑者名義だったと明らかにした。攻撃の計画から車の手配まで、人の移動と物の流れが一本の線で結ばれつつある。

米国土安全保障省、シャーロットに連邦要員を追加派遣 移民拘束要請の不履行受け

米国土安全保障省、シャーロットに連邦要員を追加派遣 移民拘束要請の不履行受け

連邦の車列が交差点を抜け、隊員が交代で降り立つ。2025年11月16日、米国土安全保障省はノースカロライナ州シャーロットで移民法の執行を開始したと明らかにし、同市への要員派遣を増やす方針を示した。拘束人数などの詳細は非公表だが、州当局が移民当局の求める拘束要請に応じないことが背景にあると説明した。市長は「不安が広がっている」と述べ、住民への情報提供と権利周知を急いでいる。

日中の緊張が留学に影 中国教育省が日本行きに慎重姿勢促す

日中の緊張が留学に影 中国教育省が日本行きに慎重姿勢促す

中国教育省が16日、日本にいる中国人留学生とこれから日本留学を検討する人に、計画の慎重な見直しを促す通知を出した。14日には中国外交部が日本への渡航を避けるよう呼びかけており、続く動きだ。発端となったのは、高市早苗総理が国会で台湾有事を「存立危機事態」に該当し得ると述べた答弁で、外交上の応酬が学びと移動の領域に波紋を広げている。

埼玉県熊谷市で窓割り連続侵入、8軒から約410万円盗まれる

埼玉県熊谷市で窓割り連続侵入、8軒から約410万円盗まれる

午前2時すぎ、熊谷市の住宅から「窓ガラスを壊され、物色された」と通報が入った。夜明けまでに同様の連絡が重なり、半径100mほどの範囲で8軒が被害に遭った。窓を割って侵入し、現金43万円と貴金属367万円相当が奪われた。住民にけがはなく、手口が似ることから警察は同一犯の可能性を視野に捜査している。出来事は短い距離に集中的に起き、地域の脆弱さをあぶり出した。

衛星で守るアマゾン JICAが「だいち4号」使った違法伐採対策をCOP30で発表

衛星で守るアマゾン JICAが「だいち4号」使った違法伐採対策をCOP30で発表

大型モニターに映る樹冠の斑を指し示し、担当者が次の撮影機会を確認する。国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の会場で、国際協力機構(JICA)がアマゾンの熱帯雨林保全を後押しする新たな協力計画を明かした。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の最新衛星「だいち4号(ALOS-4)」の観測情報を活用し、違法伐採の摘発と再生状況の把握を加速させる内容だ。違法伐採の抑止に向け、現場の判断を早め…

国連人権理事会作業部会が北朝鮮に安否照会 日本の特定失踪者12人を追加

国連人権理事会作業部会が北朝鮮に安否照会 日本の特定失踪者12人を追加

手渡された紙を前に、家族が息をのんだ。2025年11月16日、国連人権理事会の作業部会が北朝鮮に安否確認を求めるリストに、新潟県出身の大沢孝司さん=失踪当時27=、中村三奈子さん=同18=ら「特定失踪者」12人を追加したと伝わった。政府認定の枠外にいた人々が、国際的な照会の回路に正式に乗ったという知らせである。

都市の境界が揺れた瞬間 イオン能代店でクマ侵入、客避難と麻酔対応

都市の境界が揺れた瞬間 イオン能代店でクマ侵入、客避難と麻酔対応

従業員が素早くパーティションを運び、売り場の通路に簡易の壁が立ち上がった。2025年11月16日 11:20頃、秋田県能代市の商業施設「イオン能代店」に体長約80cmのクマが入り込み、店内は一変した。閉じ込めと避難誘導が同時に進み、通路を抜けた客は順次外へ。のちに県職員が麻酔の吹き矢を命中させ、駆除が行われた。都市と野生の境目が揺らぐ現場だった。

東京・港区赤坂で出演予定の40代女性が刃物で刺され重傷

東京・港区赤坂で出演予定の40代女性が刃物で刺され重傷

シャッターの前で待っていた女性の脇を、男の影がすり抜けた。2025年11月16日 10:30ごろ、東京・港区赤坂のビル地下にあるライブハウス前で、出演予定だった40代の女性が刃物で刺され重傷を負った。男は黒い帽子をかぶり現場から逃走。警視庁は殺人未遂の疑いで行方を追っている。

公用車ナビでNHK未契約が続出 自治体が“視聴機能撤去”へ踏み切る動き

公用車ナビでNHK未契約が続出 自治体が“視聴機能撤去”へ踏み切る動き

整備担当がエンジンを切り、カーナビの設定画面を確かめる作業が庁舎の車庫で続いている。公用車に積んだテレビ視聴機能付きカーナビをめぐり、NHKとの受信契約が未契約だったことの判明が相次いだためだ。謝罪や一括契約の手当てに加え、視聴機能の撤去を決める自治体もある。背景には、受信契約の単位や割引の仕組みへの理解不足があり、受信料の「負担のあり方」を問い直す声が現場から上がっている。

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