コロンビア大統領選の決選投票、右派弁護士が僅差で先行

コロンビア大統領選、右派デラエスプリエジャ氏が予備集計で僅差首位に

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現地時間21日に行われたコロンビア大統領選の決選投票で、右派の弁護士アベラルド・デラエスプリエジャ氏が、与党系候補のイバン・セペダ氏を予備集計で僅差で上回った。ロイター通信によると、選挙当局公表ベースの集計でデラエスプリエジャ氏は49.66%、セペダ氏は48.70%だった。正式な勝者宣言はまだ出ていないが、主要メディアは勝利見通しとして伝えている。

予備集計で1ポイント差、正式確定はなお先

両者の差は1ポイント未満にとどまり、結果は予備集計段階にある。予備集計は投票当夜に大勢を把握するための速報値で、法的に最終結果を確定する正式集計とは別の手続きだ。セペダ陣営は一部投票箱の結果に異議を申し立てる姿勢を示しており、正式集計と確認手続きが今後の焦点となる。

セペダ氏は左派のグスタボ・ペトロ大統領に近い与党系「歴史的協定」の候補として、現政権の路線継続を掲げた。一方、デラエスプリエジャ氏は企業経営者でもある右派の弁護士で、公職選挙での当選歴がないアウトサイダー候補として支持を広げた。

現地時間5月31日の第1回投票の公式確定では、デラエスプリエジャ氏が1036万6143票、セペダ氏が970万3921票を得て上位2人となり、決選投票に進んでいた。決選投票でも両者の競り合いは続き、最終的な結果認定が政治日程の焦点となる。

トランプ氏支持で鮮明になった対米路線

デラエスプリエジャ氏には、米国のトランプ大統領が6月2日に支持を表明していた。これに対し、ペトロ大統領は他国による介入だとして反発した。選挙戦では治安政策に加え、米国との関係をどう立て直すかも象徴的な争点となった。

デラエスプリエジャ氏の勝利が法的に確定すれば、ペトロ政権が進めてきた武装勢力との和平交渉は見直される可能性が高い。対米協調を重視する右派政権への移行が進むかどうかは、正式集計、異議申し立ての扱い、結果認定の手続きに左右される。

参考・出典

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