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トヨタは2026年8月4日、2027~2028年に日本で、60万台規模のハイブリッド車(HV)用電池生産ラインを性能とコスト競争力を備えた次世代電池へ切り替える計画を示した。HV需要の拡大に対応し、電池の生産能力も強化する。
国内の60万台規模ラインを次世代電池へ
東崇徳経理本部長は2027年3月期第1四半期の投資家向け決算説明会で、2027~2028年に日本の60万台規模のHV用電池生産ラインを次世代電池へ切り替えると説明した。次世代電池は性能とコスト競争力を高める位置付けで、さらなるHV用電池の能力拡大も検討している。
トヨタの公式資料では、切り替える工場や採用車種、電池の化学系や容量、投資額は明示されていない。現時点で公表されているのは、国内の60万台規模の生産ラインを2027~2028年に切り替える計画までだ。
2026年のHV販売は初の500万台超を計画
トヨタは2026年のHV販売が初めて500万台を超える計画としており、需要に対応するためHV用電池の生産能力を拡大する。決算資料では、2030年に向けてリチウムイオン電池の生産能力を高める方針も示した。
2023年に公表したBEV向け電池戦略では、バイポーラ型リチウムイオン電池の「ハイパフォーマンス版」や全固体電池について、2027~2028年の実用化を目指すとしている。ただし、今回のHV向け次世代電池がそれらと同じ仕様だとは説明していない。
今回の計画は、HV需要の拡大に合わせ、既存の電池生産ラインの世代更新と供給能力の増強を進める方針の一環となる。
