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富士通とPalantirは2026年9月10日、国内外企業のAI活用を支援する戦略的パートナーシップの拡大を発表した。富士通はPalantir Technologies Japanと「Palantir AIP」「Palantir Foundry」の新契約を締結し、Global FDE Partnerとして課題特定からユースケース設計、業務実装まで支援する。
FDE体制を強化、AIPとFoundryを一体的に提供
両社は2020年から戦略的パートナーシップを進めている。今回、富士通はTakaneを含むAI技術、業界知見、Uvanceのサービス、Palantir製品に詳しい専門人材を組み合わせ、導入から実際の業務活用まで支援する体制を強化する。
FDE(Forward Deployed Engineering)は、顧客の課題を起点に具体的なユースケースを設計し、現場業務への実装につなげる手法だ。
EE Times Japanによると、新契約ではこれまで個別に扱っていたAIPとFoundryを一つの契約にまとめた。Palantir側の上級FDE人材も一定期間、富士通のチームと共同で活動し、日本市場での展開を進めるという。
データ統制とAI倫理にも基準
共同発表では、AIモデルを管理されたデータやオントロジーを基盤とする業務プロセス、アクセス制御、監査機能、顧客が管理する実行環境と結び付け、安全で統制されたAI活用を支援するとしている。
またEE Times Japanによると、富士通は個人追跡やプロファイリング自体を目的とするPalantir導入は提案対象とせず、今回の協業案件にも既存のAI倫理審査を適用する。富士通の基準を満たした案件のみをプロジェクトとして進める方針だ。
