国連人権理事会調査委 ガザの子ども被害をジェノサイド根拠に

国連COI、パレスチナの子ども標的化を指摘 ガザで重大犯罪評価

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国連人権理事会が設置した独立国際調査委員会(COI)は現地時間23日、パレスチナの子どもへの侵害に関する新報告で、ガザでのジェノサイド評価やヨルダン川西岸での重大犯罪の論点を示した。COIは、子どもへの被害を戦闘の副次的被害ではなく、重大国際犯罪を判断する中核材料として扱っている。

子ども被害を重大犯罪評価の根拠に

COIは2021年5月27日の国連人権理事会決議で設置された常設の調査委員会である。2025年9月の会議室文書 A/HRC/60/CRP.3 は、分析対象をガザに限定したうえで、イスラエル当局とイスラエル治安部隊がパレスチナ人に対するジェノサイドを行い、継続していると結論づけた。

同文書は、子どもの直接的な標的化を、ジェノサイド意図を推認する重要な要素の一つに挙げている。ジェノサイドは、単に多数の人が殺害されたかだけでなく、特定の集団を破壊する意図があったかが核心となる犯罪である。子どもへの攻撃や生活基盤の破壊は、将来世代を含む集団そのものへの打撃として評価される。

23日の新報告は、ガザだけでなく、ヨルダン川西岸と東エルサレムでの子どもへの侵害にも踏み込んだ。COIは、入植者暴力や拘束下での虐待などを指摘し、西岸での戦争犯罪や人道に対する罪の論点を示している。

ただし、これらはいずれもCOIによる調査委員会としての認定・評価であり、国際司法裁判所(ICJ)や国際刑事裁判所(ICC)の最終判断ではない。

参考・出典

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