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三菱重工は2026年7月23日、日本、英国、イタリアの企業4社が、グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)の次期戦闘機と誘導弾などの装備品の統合に向け、共通インターフェースの技術検討に関する協業契約を結んだと発表した。
装備品の共同開発ではなく統合を支援
契約に参加するのは三菱重工、三菱電機、MBDA UK、MBDA Italiaの4社。4社は日本、英国、イタリアの各国防当局から、GCAPに関連するエフェクターの搭載について指定された協議体「Sovereign Effects Partners(SEPs)」を構成する。エフェクターとは、誘導弾など次期戦闘機に搭載する装備品を指す。
契約は7月21日(英国現地時間)、英国ファンボローで開かれた「Farnborough International Airshow 2026」で締結された。対象はエフェクター自体の共同開発ではない。各国の取り組みを整合させ、次期戦闘機へのデジタル統合を支える共通インターフェースを検討する。4社はエフェクターと機体の統合における最適化を検討し、設計支援を進める。
機体開発と並行し搭載技術を具体化
今回の契約は、各国別の契約を中心とした体制から、4社が継続的に連携する国際的な運営モデルへの移行を示す。次期戦闘機の機体開発と並行し、搭載する装備品を機体に組み込むための技術検討も具体化した。
機体側では、GCAP政府間機関(GIGO)と中核プラットフォームを担う共同事業体エッジウィングが7月3日(英国現地時間)、2027年末までを対象とする契約を締結している。SEPsはエッジウィングによる中核プラットフォームの開発を支えるため、エフェクターの最適化やデジタル統合に関する技術助言と設計支援を担う。
4社は共通インターフェースの検討を通じ、エフェクターと次期戦闘機の統合に向けた設計支援を進める。
参考・出典
- 次期戦闘機の共同開発でSovereign Effects Partnersによる協業契約を締結 | 三菱重工
- Signing of a Contract between the Global Combat Air Programme (GCAP) International Government Organization (GIGO) and the Joint Venture “Edgewing” | Japan Ministry of Defense
- Collaboration Agreement announced by Sovereign Effects Partners to support GCAP | MBDA
