ミンダナオ島沖でM7.6地震、津波警報で避難進む
海鳴りのようなサイレンが沿岸に響き、車列がゆっくりと高台へ向かう。2025年10月10日、フィリピン南部ミンダナオ島沖でマグニチュード7.6の強い地震が発生し、同国各地とインドネシアで津波警報が発令された。局地的な海面上昇の恐れが出たことで、住民の避難が一気に進み、太平洋中央の監視網も緊張を強めている。
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海鳴りのようなサイレンが沿岸に響き、車列がゆっくりと高台へ向かう。2025年10月10日、フィリピン南部ミンダナオ島沖でマグニチュード7.6の強い地震が発生し、同国各地とインドネシアで津波警報が発令された。局地的な海面上昇の恐れが出たことで、住民の避難が一気に進み、太平洋中央の監視網も緊張を強めている。
霞が関の会見室に人の気配が濃くなったのは、2025年10月10日の昼前だった。鈴木馨祐法相がマイクに向かい、6月末時点の在留外国人数が395万6619人と過去最多を更新したと告げた。昨年末比5.0%増、総人口に占める割合は3.21%。年末見通しは415万人とし、観光・就労・留学の往来が戻る中で、社会の受け皿づくりを急ぐ必要があると映る発表だった。
ブリュッセルの会議棟に秋の光が差し込む中、EUのオサリバン制裁担当特使は、制裁の効き目と同盟の迷いを同時に語った。制裁はロシア経済を確実に削っている一方で、トランプ米大統領が追加措置への署名に慎重な姿勢をみせ、同盟国に不確実性を生んでいるという。先週G7はロシア産原油の購入拡大や迂回の支援に狙いを定める方針を打ち出した。だが米国の出方はなお読みにくい。EUは同時に、中国由来の迂回や軍民両用品の流れ…
夜のシカゴで、連邦庁舎前の群衆がひときわ大きな歓声を上げた。2025年10月10日、同市の連邦地裁がトランプ政権によるシカゴ地域への州兵派遣を2週間差し止めたためだ。移民取り締まりの強化を掲げた動員はいったん立ち止まり、連邦権限と州の自律という古くて新しい線引きが再び問われている。
秋晴れの台北に旗が波打つ。建国記念の日と位置づける双十節の式典で、頼清徳総統が包括的防空システム「台湾ドーム」を打ち出す見通しだ。関係者によれば、内外製の装備を縦横につなぎ、ドローンやロケット、ミサイル、軍用機が重なる複合脅威に備える構想とされる。中国の圧力が強まるなか、平時の生活を守る「見えない天蓋」を社会にどう張るのかが問われている。
海からの風に煤の匂いが混じる坂の町で、あの炎の記憶がよみがえる。ロサンゼルス・パシフィック・パリセーズの山火事をめぐり、29歳のジョナサン・リンダーネクト容疑者が2025年10月8日に逮捕された。訴状にはAI生成画像やチャットボットへの照会が証拠として並ぶという。ロサンゼルス史上最も破壊的とされた火災の起点をどう立証し、同時に行政の備えをどう立て直すのか。事件は、被災地の再生と説明責任の行方を問う…
元FBI長官ジェイムズ・コーミー氏が、議員への虚偽陳述と議会手続き妨害をめぐる起訴に対し、無罪を主張した。起訴は2025年9月26日に公表され、審理は政治と司法の境界を問い直す局面に入った。年明けの初公判へ、法廷の焦点が徐々に絞られている。
冷え込みが戻った夜明け前、街の給湯管から白い湯気がわずかに立ちのぼる。そんな気配の裏側で、ウクライナのエネルギー基盤は大きく傷ついている。10月9日、複数の関係者の話として、ロシア軍の攻撃でガス生産の約6割が失われたとの報が伝わった。厳冬を前に、政府と企業は追加輸入や節電策を急ぐ局面に入ったと映る。
パリの外務省庁舎に各国の外相団が入る。重い扉の先で、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は静かに言葉を選んだ。2025年10月9日、ガザ停戦に向けた「第1段階」の合意成立を受け、「入植地の加速」はパレスチナ国家の存立と米国主導の和平努力を脅かす——。合意の追い風と、現場で続く緊張のはざまで、軌道修正を迫る警鐘が鳴った構図が浮かぶ。
米政府高官は2025年10月9日、トランプ大統領が仲介した合意を受け、イスラエルとハマスの停戦履行を「監視」するため約200人の米軍部隊を中東に派遣すると明かした。米軍はガザに入らず、各国部隊と共同管理センターを設けて違反の有無を見極める構えだ。停戦の実効性と人道支援の通行を担保できるか、和平プロセスの試金石となると映る。
秋の空気が澄む平壌で、金正恩朝鮮労働党総書記と中国の李強首相が2025年10月9日、党本部で会談した。両者は「友好・協力」の伝統を称え、関係維持と発展への意思を重ねた。労働党創建80年の祝賀と響き合う場面であり、地域秩序をめぐる思惑が静かに交差したと映る。
ホワイトハウスのステートダイニングルームで2025年10月8日に開かれたとされる円卓会議が、主流メディア批判の応酬に転じたという情報が広がった。招かれた独立系ジャーナリストらが「アンティファ」を名指しで非難したとの声も出た。だが一次資料をたどると、会議の公式記録は見当たらず、いくつかの主張は米国の法制度と齟齬を生む。何が事実かを点検する。
閣議後の会見室に、ざわめきが走った。2025年10月10日朝、加藤勝信財務相が「一方的、急激な動きがみられる」と為替の現状に言及したためだ。自民党の高市早苗総裁の誕生以降、円安が進む局面での発言であり、市場が探る「政府の視線」に焦点が集まった。介入観測がくすぶるなか、言葉の温度が相場の呼吸を左右する局面に入ったと映る。
年次会合前のワシントンは慌ただしい。国際通貨基金のゲオルギエワ専務理事が、アルゼンチン支援の枠組みについて米国、世界銀行、米州開発銀行と詰めの協議を進めており、近く決定すると語った。米国が保有する特別引出権を貸し出す案も浮上し、ミレイ政権の改革路線に国際支援の網が重なる。支援の形と規模が、同国のインフレ沈静と市場の信認を左右しそうだ。
自民党本部の廊下に残った何気ない雑談が、政治と報道の距離を測り直させている。2025年10月9日、時事通信社は、同社の男性カメラマンが高市早苗総裁の取材待機中に「支持率下げてやる」などと口にした件で厳重注意したと発表した。音声は生配信に乗り、SNSで急速に広がった。
秋の薄曇りが残る国会内の廊下で、静かに足音が交差した。自民党の高市総裁が2025年10月9日、菅義偉元首相、岸田文雄前首相と相次いで会談した。公明党との連立継続をめぐる協議が難航する中、首相経験者の知見を幅広く聴取した動きと映る。与党の骨格をどう保ち直すか。次の一手を探るための往復とみられる。
薄曇りの朝、霞が関の会議室で国際回線がつながる。日本政府は2025年10月10日 8:00から約60分間、赤沢亮正経済再生担当相がラトニック米商務長官と電話会談を行ったと発表した。関税交渉を巡る日米合意の実施を進め、同盟の一層の強化と経済安全保障、さらには経済成長の大幅な促進につなげる方針を改めて確認したとしている。
群馬県嬬恋村と長野県高山村の境、毛無峠の県道沿いに立つ「群馬県」の看板が、SNSで静かな熱を生んでいる。昨季の冬期閉鎖明けに更新された新品は、あえて古びた風合い。週末には県外ナンバーが止まり、写真を撮る列ができる。標識が観光資源へと変わる瞬間が、峠の風を連れて広がっている。
静かな待合室に番号が呼ばれる声が響く。薄毛治療の専門クリニックを全国展開するグループで、税の重い指摘が出た。関係者への取材で、AGAスキンクリニックなどを束ねる麻生美容クリニックグループが、大阪国税局の税務調査で2023年までの約5年間に計約62億円の申告漏れを指摘されたことがわかった。拡大を続ける美容医療市場で、グループ経営と会計の透明性が改めて問われている出来事である。
ベルリンの空に薄日が差した昼下がり、首相官邸前には「メルツ、内燃機関の禁止に手をつけろ!」と書かれた横断幕が揺れていた。2025年10月9日、メルツ首相は自動車大手の幹部と会合後に記者会見し、欧州連合が掲げる2035年の内燃車新車販売原則禁止を導入させないため「あらゆる措置」を講じる考えを強調した。EUの脱炭素ロードマップに正面から異議を唱える発言であり、独産業の針路と市民の移動手段に波紋が広がっ…