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WHOとユニセフは2026年8月18日、共同モニタリング・プログラム(JMP)の報告書を公表し、2025年時点で基本的な衛生サービスを備える医療施設は世界で40%、衛生サービスがない施設は11%と推計した。後者がサービスを提供する人口は9億3600万人に上る。
職員用や利用者向けのトイレ設備も条件
JMPの「基本的な衛生サービス」は、使用可能な改善型トイレがあるだけでは満たされない。職員専用のトイレ、月経衛生設備を備えた男女別トイレ、移動に制約のある人が利用できるトイレを、それぞれ少なくとも1つ備える必要がある。
一方、「衛生サービスなし」は、トイレがないか、改善型ではない衛生設備しかない状態を指す。手洗い設備などを評価する手指衛生サービスとは別の指標で、基本的な衛生サービスが40%だからといって、残る60%すべてにトイレがないわけではない。
70カ国と3地域のデータから初の世界推計
基本的な衛生サービスについては、70カ国と3つのSDG地域で推計があり、対象国・地域は世界人口の48%を占める。地域別では、基本的な衛生サービスを備える施設の割合はサハラ以南アフリカが23%、中・南アジアが55%だった。
今回の2026年報告では、基本的な衛生サービスと環境清掃について初の世界推計が示され、給水、手指衛生、医療廃棄物管理を含む5分野すべてで世界推計がそろった。
