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SpaceXの大型宇宙輸送システム「スターシップ」の改良型となるV3は、初飛行目標が米東部時間2026年5月19日に具体化した。イーロン・マスク氏は4月3日、次回のスターシップ試験飛行と、V3の機体とブースターの初飛行について「4〜6週間先」と述べていた。その後、SpaceXは5月12日に第12回飛行試験の目標日程を示し、V3は前モデルから大幅な改良を加えた最新世代として初飛行に近づいている。
実機試験が進むV3
SpaceXは4月14日、スターシップ V3で初めてのフルデュレーション静的燃焼試験を実施した。静的燃焼試験は、機体を地上に固定したままエンジンを燃焼させる試験で、打ち上げ前に推進系が想定通り作動するかを確認する重要な工程だ。フルデュレーションは、短時間の点火確認ではなく、飛行に近い時間幅で燃焼させることを意味する。
これに先立つ4月11日時点で、スターシップとスーパーヘヴィーは飛行前試験を継続するため移動していた。今回のV3は宇宙船部分のスターシップだけでなく、1段目ブースターであるスーパーヘヴィーも含む更新世代として扱われており、システム全体で次の試験飛行に向けた準備が進んでいる。
SpaceXはスターシップを完全再使用型の輸送システムと位置付ける。現行の公式説明では、完全再使用構成で100t超を軌道に運ぶ能力を目標とし、スーパーヘヴィーは33基のRaptorエンジンを備える1段目ブースターだ。V3のフルスタックは約124.4mと報じられており、月や火星を含む大型輸送を視野に入れた開発計画の中核を担う。
V3初飛行へ進む実機工程
V3をめぐる重要点は、新しい呼び名そのものではなく、改良型が実際の飛行前工程に入っていることだ。4月の機体移動と静的燃焼試験は、構想や設計上の説明にとどまらず、実機を使った準備が進んでいることを示している。
今後は、正確な打ち上げウィンドー、規制当局側の最終手続き、初飛行の主要試験項目が焦点となる。SpaceXの説明では、第12回飛行試験はV3の初飛行として、段分離、ブーストバック、洋上での軟着水、機体の再突入、模擬スターリンクペイロードの展開、Raptorエンジンの宇宙空間での再点火などを検証する計画だ。
V3は前モデルまでの試験飛行を踏まえたアップグレード版として位置付けられ、ブースターの大型グリッドフィン、統合型ホットステージ、燃料移送系の再設計、宇宙船側の推進系更新などが公表されている。ただし、初飛行での性能や再使用性は実飛行で確認される段階にある。現時点で明確なのは、SpaceXがスターシップ開発を次の主要世代へ進め、初飛行に向けた実機試験を積み上げているという点である。
参考・出典
- SpaceX – Starship
- ☿ en X: Elon Musk … Next flight of Starship and first flight of V3 ship & booster is 4 to 6 weeks away
- Blobifi on X: … Full-duration static fire for the first time on Starship V3
- Elon Musk on X: RT @SpaceX: Starship and Super Heavy move out to continue preflight testing
- SpaceX’s Starship V3 megarocket finally has a debut launch date. Here’s when it will fly | Space
- SpaceX eyes mid-March for first test of upgraded Starship rocket | TechCrunch
