攻撃は始まったばかりだ ヘグセス国防長官が長期作戦の構えを強調
中東で米国とイスラエルの対イラン軍事行動が続くなか、米政府は米東部時間4日(日本時間5日)、戦況は「勝勢にある」と強く押し出した。国防長官のピート・ヘグセス氏は記者会見で、必要とあれば作戦を長く続けられると断言し、攻撃は「まだ始まったばかりだ」と述べた。
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中東で米国とイスラエルの対イラン軍事行動が続くなか、米政府は米東部時間4日(日本時間5日)、戦況は「勝勢にある」と強く押し出した。国防長官のピート・ヘグセス氏は記者会見で、必要とあれば作戦を長く続けられると断言し、攻撃は「まだ始まったばかりだ」と述べた。
イランの最高指導者アリ・ハメネイ師が米国とイスラエルの攻撃で死亡したとされる中、後継候補の一人に挙がる次男モジタバ師が無事だという情報が出てきた。ロイターは今月4日、イラン関係者2人の話として、同師が攻撃を受けた地域にいなかった可能性を伝えた。
テヘラン北部にあるエビン刑務所の一部が、爆撃で損傷した可能性がある。フジテレビ系FNNは4日、収容者の証言として、刑務所の近くで爆撃があり、建物の窓や天井に穴が開いたとの情報が出ていると伝えた。米国とイスラエルによる攻撃が続くなかで、拘束中のNHKのテヘラン支局長の所在とも重なるとして波紋が広がっている。
中東で続く米国とイスラエルの対イラン攻撃をめぐり、米中央軍(CENTCOM)のクーパー司令官は3日夜に出した動画のブリーフィングで、作戦の進み具合が当初の想定を上回っているとの見方を示した。Al-Monitorなどが伝えた。攻撃と報復が連鎖するなか、軍事面の「戦果」を前面に出す発信は、国内外の支持固めと同時に、抑止の演出という意味合いも帯びる。
ブロックチェーン上の送金データが、軍事衝突の余波を映した。2月28日に米国とイスラエルがイランを空爆した直後から数時間にかけ、イランの暗号資産取引所から外部への資金移動が急に増えたと、分析企業が相次いで報告した。ただ、動きの背景はなお判別しにくいという。
米軍がイスラエルの対イラン攻撃に加わった判断をめぐり、トランプ大統領は3日(日本時間4日)、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相との会談冒頭で「先に攻撃してくる」可能性を強く意識していたとして、先制的に動く必要があったとの見方を示した。
中東で米国とイスラエルがイランを攻撃し、報復の応酬が湾岸にも広がるなか、ウクライナは自国の防空経験を外交カードとして前面に出し始めた。ゼレンスキー大統領は3日(日本時間4日未明)、湾岸アラブ2カ国の首脳と相次いで電話で協議し、連帯を示した。
米国とイスラエルによるイランへの軍事行動が続くなか、対米対話の糸口は一段と細った。ジュネーブのイラン国連代表部に所属するアリー・バハレイニ大使は3日、いま米国と交渉を進める見通しは立たないとの立場を明確にし、当面は協議に入らない考えを口にした。
中東で米国とイスラエルの対イラン軍事行動が続くなか、トランプ大統領が「交渉はもう遅い」と突き放す発信をした。米国時間3日(日本時間4日)、自身の交流サイト「トゥルース・ソーシャル」に書き込み、協議を望んでいるとの見方を退けた。
中東の海上輸送に急ブレーキがかかり、LNG船のスポット用船料が跳ね上がった。米国とイスラエルのイラン攻撃を受け、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の通航が滞る中、3月2日の運賃指標は前日比で4割超の上昇となった。
境界の通過が止まったガザでは、燃料や食料といった命綱の補給が細り、暮らしと医療の両面で緊張が高まっている。イスラエル当局がイランとの戦闘に関連した「安全保障上の調整」として出入り口を閉じたためで、支援団体は在庫が数日から数週間で尽きかねないと警告している。
中東の軍事衝突は米国を直接巻き込む局面に入った。国連安全保障理事会の緊急会合では、米国とイスラエルの空爆でイラン最高指導者ハメネイ師が死亡したとの報告を前提に議論が進み、各国が沈静化を促したとAP通信が伝えた。
原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡をめぐり、航行の不確実さが一気に高まっている。米国とイスラエルがイランへの攻撃に踏み切った後、海峡が事実上の封鎖状態になったとの見方が広がるなか、高市首相は2日の衆院予算委員会で、現地の事実関係を集めている段階だと説明した。
イスラエル政府がイランへの攻撃を続けるなか、軍は3月1日、予備役の大規模な追加動員に向けた準備に入ったと明らかにした。作戦の長期化に備える狙いとみられ、国内の防空態勢を厚くする必要性もにじむ。イラン側の報復を含め、衝突が周辺国や海上交通へ波及する懸念が強まっている。
中東で起きた要人死亡の報が、南アジアの街頭にも飛び火した。パキスタンでは1日、イラン最高指導者アリ・ハメネイ師が米国とイスラエルの攻撃で死亡したとの情報を受け、各地で抗議デモが拡大。一部が暴徒化し、死傷者が出た。
作戦の決行時刻が土壇場で組み替えられたという。2月28日の米国・イスラエルによるイラン攻撃で最高指導者ハメネイ師が死亡した件をめぐり、米情報機関が会議の動きをつかみ、夜間案を白昼に切り替えたとの報道が広がっている。
米国とイスラエルがイラン各地への攻撃に踏み切ったことで、国外で活動する反体制派の動きがにわかに注目を集めている。パーレビ朝最後の皇太子レザ・パーレビ氏は、フォックス・ニュースのインタビューで「国民が国を取り戻す」局面に入ったとの見方を示し、移行期の主導に意欲をにじませた。
中東の軍事衝突が新たな段階に入った。イランの最高指導者アリ・ハメネイ師の死亡について、トランプ大統領が2月28日に自らのSNSで「死亡した」と明らかにし、イラン国営テレビも3月1日、日本時間の朝に死亡を伝えた。米・イスラエルが関与したとされる攻撃の余波は、イランの体制や地域の安全保障に直結する。
中東で軍事衝突が広がり、核関連施設の安全への懸念が一段と強まっている。国際原子力機関(IAEA)は、米国とイスラエルが2月28日に実施したイラン攻撃を受け、理事会が3月2日午前9時(日本時間同日午後5時)に緊急の協議を行うと明らかにした。会合招集はロシアが求めた。
中東の海上輸送が一気に細った。米国とイスラエルによるイラン攻撃を受け、イラン側がホルムズ海峡の通航を認めないとの情報が広がり、原油や燃料、液化天然ガス(LNG)の輸送が止まり始めた。取引関係者が2月28日に明らかにしたとロイターが報じた。