国連がイスラエルを厳しく批判 パレスチナで民族浄化の懸念指摘
2月26日、ジュネーブで開かれた国連人権理事会で国連人権高等弁務官ボルカー・ターク氏は、占領下のヨルダン川西岸とパレスチナ自治区ガザで常態化する住民の退避・移動について、イスラエルの一連の措置が地域の住民構成を恒久的に変え、民族浄化に結び付くおそれがあると強く問題視した。
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2月26日、ジュネーブで開かれた国連人権理事会で国連人権高等弁務官ボルカー・ターク氏は、占領下のヨルダン川西岸とパレスチナ自治区ガザで常態化する住民の退避・移動について、イスラエルの一連の措置が地域の住民構成を恒久的に変え、民族浄化に結び付くおそれがあると強く問題視した。
ヨルダン川西岸での土地登記再開をめぐり、ブラジルやフランス、スペイン、トルコなど各国外相が反発している。背景はイスラエル安全保障閣僚会議が2月15日に入植者の登記手続きを進める方針を認めたことで、占領地の支配を既成事実化する動きだと批判が広がっている。
米国のマイク・ハッカビー駐イスラエル大使が「聖書に基づく領土的権利」を示唆する発言を受け、中東の複数国と地域機関が22日、共同声明で一斉に非難。発言はイスラエルの領有を宗教的根拠で正当化するかのようで、ガザ戦闘が続く中、米外交当局の姿勢や人道面への影響を懸念する声が強まっている。
ヨルダン川西岸を巡り国際社会の警戒が改めて強まる中、17日に国連加盟85か国と複数の国際機構が、イスラエルの支配拡大に反対する共同声明を発表。声明は国際法違反を指摘し、関連の決定や措置の撤回を求めている。声明はまた、外交的解決と二国家解決の重要性を強調した。
2月15日の安全保障閣僚会議が承認し、ヨルダン川西岸でイスラエルが入植者関与の土地登記を再開する方針に。1967年以降で初の本格登記決定で、占領の法的固定化やパレスチナの土地権利侵害をめぐる国際的批判と緊張が一層高まる懸念がある。
停戦下の2月15日未明、パレスチナ自治区ガザの広範囲でイスラエル軍による空爆が実施され、現地当局は少なくとも11人の死亡を確認。イスラエルはハマスによる停戦合意違反を理由に挙げ、複数当局者は民間人被害を指摘、国際的懸念も強まっている。
米国とイランの核協議再開で合意内容をめぐり米・イスラエルに温度差が鮮明に。ネタニヤフ首相は先週トランプ大統領に対し、濃縮停止だけでなく核施設の解体や厳格な検証を盛り込むべきだと主張し、合意の範囲や制裁解除の扱いが焦点となっている。国際社会の注目も高まっている。
フジテレビ系FNNは、ガザの暫定統治と再建をめぐる米国主導の新たな枠組みにイスラエルが正式に参加したと報道。ネタニヤフ首相は現地時間11日、ワシントンでルビオ米国務長官と会談し、トランプ大統領が提唱する「平和評議会」参加の文書に署名したと伝えた。
ヨルダン川西岸地区の併合論が再燃するなか、米政権は現地時間9日(日本時間10日)にトランプ大統領が併合に改めて反対する立場を説明し、併合に歯止めをかける姿勢を強調した。ホワイトハウスは「安定したヨルダン川西岸はイスラエルの安全維持と地域の平和という目標に合致する」と述べた。
イスラエルのヨルダン川西岸での行政・法執行権拡大決定を受け、サウジアラビアやヨルダンを含む8カ国の外相が2月9日、共同声明で併合につながると非難し撤回を強く要求、周辺国が足並みをそろえ強く反発し、国際社会と地域の安定に対する影響を懸念している。人道的懸念も指摘されている。
占領下のヨルダン川西岸で、イスラエルが統制を一段と強めるため土地取引や行政運用の仕組みを見直し、入植地拡大につながり得る措置を治安閣議が了承。ネタニヤフ首相の訪米を前に決定が下され、パレスチナ側や国際社会の反発が強まっている。地域の緊張や和平プロセスへの影響が懸念される。
米国とイランの核協議が2月6日に再開される中、イスラエルは交渉への強い警戒感を示した。ネタニヤフ首相は2月3日、ウィットコフ米中東担当特使と会談し、仮に合意が得られてもイランが履行する見込みは低いと訴え、安全保障上の懸念を強調し、米側に慎重な対応を求め、国際社会の注目を集める。
南アフリカ外務省は在南ア・イスラエル臨時代理大使をペルソナ・ノン・グラータに指定し72時間以内の退去を命令、イスラエルは報復で南ア上級外交代表を同様に追放。ガザでの民間人被害を巡る対立が表面化し、両国の外交関係は冷却した。国際社会の反応も注目される。
1月28日、占領下の東エルサレムでイスラエル当局が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部一部を破壊。日本、英国、カナダら11カ国の外相は共同声明で「前例のない行動」と非難し、国際社会に看過できない一線越えとして破壊停止と説明を求めた。
イスラエルがガザ南部ラファの一部を更地化し、監視技術や顔認識を備えたパレスチナ人向け大規模キャンプを整備する構想が浮上。27日に退役将官が計画骨格を明かし、戦闘後のガザ統治と住民管理を巡る新たな論争に。国際社会・人権団体は監視強化で人権侵害や抑圧の懸念を示している。
イスラエル軍は26日(日本時間27日)、ガザ地区に残っていた最後のイスラエル人の人質の遺体を収容したと発表。人質問題は停戦の重要条件であり、戦闘停止後の処理や復興、外交交渉といった「次の難所」への焦点が移る節目となる。国際社会の関与や被害者支援も課題となる。
1月25日、イスラエルが占領する東エルサレムのUNRWA施設で放火が発生。今月は同施設で当局による取り壊しも報じられ、国連機関の拠点そのものが標的化される異例の事態となっている。UNRWAは救援活動に支障が出ると懸念し、国際社会は拠点保護を求める声を強めている。
2026年1月22日、イラン革命防衛隊(IRGC)司令官モハンマド・パクプールは、国内の大規模抗議デモを背景に「引き金に指をかけている」と米国とイスラエルへ警告。発言は地域の緊張を高め、軍事衝突の懸念を強めている。国際社会も注視しており、地域の不安定化が懸念される。
東エルサレムで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の拠点が重機で解体された。2026年1月20日、イスラエル当局が国連施設の不可侵性を巡る論争を現場で力によって既成事実化し、人道支援の拠点喪失や国際法・外交問題への波及が懸念される。
ガザ暫定統治を目指す国際機関「平和評議会」が発足したが、正統性や運用で対立が噴出。米国主導の権限配分に欧州が警戒、イスラエルは手続きや安全保障、資金管理の透明性を問題視し、人道支援や復興の合意プロセスが停滞している。国際社会の支持確保が課題になっている。