プーチン氏が圧力強化示唆、緩衝地帯拡大で目標達成へ
ロシアのプーチン大統領は2025年12月17日、ウクライナで掲げる目標は外交でも軍事でも達成すると述べ、国境沿いに設けるとする「安全保障上の緩衝地帯」を広げる考えを示した。欧州の指導者が恐怖をあおっているとも非難し、交渉の余地を残しつつも圧力を強める姿勢をにじませた。
本ページでは「ウラジーミル・プーチン」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
ロシアのプーチン大統領は2025年12月17日、ウクライナで掲げる目標は外交でも軍事でも達成すると述べ、国境沿いに設けるとする「安全保障上の緩衝地帯」を広げる考えを示した。欧州の指導者が恐怖をあおっているとも非難し、交渉の余地を残しつつも圧力を強める姿勢をにじませた。
ロシアのプーチン大統領は2025年12月11日、ウクライナ東部ドネツク州シベルスクをロシア軍が「完全制圧した」とする報告を司令官から受け、前線部隊に謝意を示した。だがウクライナ軍は、都市は依然として自軍が掌握しており激しい戦闘が続いていると反論し、実際の支配状況はなお不透明なままだ。
ロシアのプーチン大統領は11日、ベネズエラのマドゥロ大統領と電話で協議し、対外圧力が強まるなかでも同政権を支持する姿勢を改めて示した。両氏は2025年11月に発効した戦略的パートナーシップ協定に沿い、経済やエネルギー分野の共同事業を進める方針も確認したとされる。
ロシアから中国へ天然ガスを運ぶ新たなパイプライン計画「シベリアの力2」を巡り、中国石油天然ガス集団(CNPC)系の研究所トップが11日、建設には「膨大な作業と人員、交渉」が必要だと述べ、大型案件の実現には少なくとも8〜10年かかるとの見方を示した。ロシアのプーチン大統領が9月の訪中時に法的拘束力のある覚書を誇示した一方で、中国政府は詳細を語らず、両国の思惑の差が浮かび上がっている。
ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は9日、ウクライナ全戦線でロシア軍が前進していると述べ、東部ドネツク州ミルノフラードで包囲したウクライナ部隊の撃破をプーチン大統領から命じられていると明らかにした。ロシア側は町の建物の3割超を制圧し、近くの要衝ポクロウシクも掌握したと主張するが、ウクライナは陥落や包囲を否定し、防衛と反撃が続いていると説明している。
2025年12月初旬、ロシア製の原子力潜水艦を借り受ける見返りとして、インドが約20億ドル(約3100億円)を支払うとの報道が出た。ロシアのプーチン大統領がニューデリーで首脳会談に臨むタイミングで浮上した話だが、その直後にインド政府は「新しい契約ではない」と火消しに動いた。高額な原潜リースとロシア依存をどう位置づけるのかというインドの悩みが、改めて表面化している。
2018年に英ソールズベリーで起きた神経剤ノビチョクによる襲撃事件を巡り、英国の調査委員会は12月4日、ロシア軍情報機関GRUが作戦を実行し、プーチン大統領がこれを承認していたと結論付けた。同日、英政府はGRU全体と関係者11人への新たな制裁を発表し、継続的な敵対的活動への抗議として駐英ロシア大使も外務省に呼び出した。スターマー首相は「残忍なプーチン政権に立ち向かう」と述べ、英国内の安全と対露戦略…
ロシアのプーチン大統領が、インドのテレビ局「インディア・トゥデイ」のインタビューで、ウクライナ東部ドンバス(ドネツク、ルハンスク両州)からウクライナ軍が撤退しない限り、武力で完全制圧する考えを示した。インタビューは4日に公開され、ロシア国営テレビも内容を繰り返し伝えている。発言は、前線に暮らす住民の不安と、進んでいるとされる和平協議の行方に、あらためて重い影を落としている。
ロシアのプーチン大統領が12月上旬、ウクライナ侵攻開始後では初めてインドを訪れる。ニューデリーでは4〜5日に年次首脳会談が予定され、防衛とエネルギー協力の再確認が焦点だ。インドは同時期に米国との貿易協定交渉を大詰めまで進めており、2つの大国との関係をどう両立させるかが注目される。
アメリカのトランプ大統領は3日、ロシアのプーチン大統領と米特使との会談について「まずまず良い協議だった」と語った。一方で、ウクライナの和平協議がこの先どの方向へ進むのかは「まだ見通せない」とも述べ、期待と不安が入り交じる局面にあることをにじませた。
ロシアとウクライナの戦争終結を探る米露協議が、またも決着を見ないまま終わった。2日夜から3日未明にかけてモスクワで行われたプーチン大統領と米特使ウィトコフ氏らの会談は約5時間に及んだが、ロシア側は妥協案は出ていないと説明している。大統領府のウシャコフ補佐官は、和平は前進も後退もしていないとの認識を示し、「停戦に近づかない対話は何を変えているのか」という問いが、前線と市民の生活に重くのしかかる。
ロシア大統領府は12月1日、ロシア軍がウクライナ東部ポクロウシクと北東部ボウチャンシクを制圧したとの報告がプーチン大統領に上がったと発表した。ペスコフ報道官によれば、ゲラシモフ参謀総長らが11月30日に司令部で説明したとされる。この報告は戦況の節目であるだけでなく、ロシア側の情報発信のあり方も映し出す。前線の補給線と和平協議の行方に、この「戦果」発表はどんな影響を及ぼすのか。
ロシアのプーチン大統領が11月27日、ウクライナ戦争の停戦を巡る米国の新提案について「将来の合意の土台になり得る」と言及した。一方で、ウクライナ軍が現在の前線から退かないなら軍事力で支配地域を広げる考えも崩しておらず、来週には米国特使スティーブ・ウィトコフ氏のモスクワ訪問を受け入れる構えを示した。和平への道が開けつつあるのか、それとも圧力の手段を増やしただけなのかが問われている。
モスクワの官報サイトに、新たな大統領令がひっそりと掲載された。署名したのはプーチン大統領、題名は「2036年までのロシアの国策戦略」。2022年の侵攻後にロシアが編入を主張するドネツク、ルハンスク、ザポリージャ、ヘルソンの4州で、ロシア語と「ロシア人としての自認」を根付かせることを柱とする文書だ。2026年1月の施行を前に、戦場となった地域で人びとの心とことばをどこへ導こうとしているのかが問われて…
ジュネーブでの協議が終わると、別の代表団がモスクワ行きの飛行機に乗り込んだ。ロシアとの戦争終結を目指す和平案をめぐり、ウクライナとアメリカが「共通の理解」に達したと発表したのは25日。トランプ米大統領は特使をプーチン露大統領のもとへ送り、同時に陸軍長官をウクライナ側協議に投入する構えを見せる。砲撃が続く前線の背後で、外交の往復運動が一段と激しくなっている。
政府高官がずらりと並ぶ会議室で、プーチン大統領が静かに口を開いた。2025年11月21日、テレビ中継された会合で、米国からウクライナ和平案を受け取ったと明かしたのだ。28項目から成るとされるその案は、ウクライナとの戦争を終わらせる「最終合意の土台になり得る」と言いながらも、ロシア政府内での本格協議はまだだと付け加えた。前線ではロシア軍の攻勢が続き、和平と軍事圧力が同時に進むいびつな構図が鮮明になっ…
会談を終えたプーチン氏とトカエフ氏がクレムリンの広間で握手を交わすと、随行が合意文言を読み上げた。石油、石油製品、石炭、電力の生産から輸送・供給まで、エネルギー協力を広げるという。11月12日の両首脳協議は、カザフスタンの輸出の大動脈がロシア経由に偏る現実を踏まえ、その「道」をより確かにする合図でもある。背後には、不安定化する黒海周辺の物流や施設防護の課題がある。
ロシアのプーチン大統領が2025年11月5日、安全保障会議で核兵器実験の可能性を検討する提案の起草を政府高官に指示した。先週のトランプ米大統領の「実験再開」発言に呼応する形で、核抑止を巡る駆け引きが一段と緊張を帯びた。ロシアは包括的核実験禁止条約の義務を遵守してきたと強調しつつ、他国が踏み切れば対応する選択肢を残した。
英フィナンシャル・タイムズは10月31日、ロシアがウクライナを巡る強硬要求を崩さなかったことを受け、米国がハンガリーの首都ブダペストで予定していたドナルド・トランプ米大統領とウラジーミル・プーチン露大統領の会談を中止したと報じた。決定はセルゲイ・ラブロフ露外相とマルコ・ルビオ米国務長官の緊張をはらむ電話協議の後に下されたという。
兵士の声が反響する病院の一室で、ロシアのプーチン大統領が核搭載可能な原子力魚雷「ポセイドン」の実験成功を告げたのは2025年10月29日である。前日の28日に行われた試験は核動力の作動まで踏み込んだとされ、同国の核抑止と対外示威の文脈で大きな意味を持つと映る。