観光庁が基本計画改定案を提示 オーバーツーリズム対策を強化
観光庁が3月11日に有識者会議へ示した「観光立国推進基本計画」の改定案は、訪日需要の拡大目標を維持しながら、受け入れ現場のひずみへの対応を前面に押し出した。混雑や騒音などオーバーツーリズム対策に取り組む地域を、現在の47地域から100地域へ増やし、観光振興と住民生活の両立を政策の軸に据える内容である。
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観光庁が3月11日に有識者会議へ示した「観光立国推進基本計画」の改定案は、訪日需要の拡大目標を維持しながら、受け入れ現場のひずみへの対応を前面に押し出した。混雑や騒音などオーバーツーリズム対策に取り組む地域を、現在の47地域から100地域へ増やし、観光振興と住民生活の両立を政策の軸に据える内容である。
出発ロビーの列が静かに進むなか、政府・与党が「国際観光旅客税(出国時に1人1000円を航空券等に上乗せして徴収する国税)」の引き上げに向け調整に入った。軸は現行の3倍となる3000円。観光公害(オーバーツーリズム)への対策を広げる財源づくりが狙いだ。パスポートの取得費を軽くする案も政府内で浮上し、年末の税制改正論議の焦点に据えられる見通しである。