イラン最高指導者、父アリ・ハメネイ師らを殺害した「犯罪者」への復讐を誓う書面声明
イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は現地時間2026年7月11日、父のアリ・ハメネイ前最高指導者らを殺害した「犯罪者」への復讐を誓う書面声明を出した。復讐は「国民の要求」であり、必ず実行されると表明した。声明は父の葬儀・埋葬行事の終了後、国営テレビで読み上げられた。
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イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は現地時間2026年7月11日、父のアリ・ハメネイ前最高指導者らを殺害した「犯罪者」への復讐を誓う書面声明を出した。復讐は「国民の要求」であり、必ず実行されると表明した。声明は父の葬儀・埋葬行事の終了後、国営テレビで読み上げられた。
イラン国営系メディアとAP通信の4月30日の報道では、最高指導者モジタバ・ハメネイ師名義の書面声明が国営テレビで読み上げられた。声明は、ナノテクノロジーやバイオ技術から核・ミサイル能力までを「国家資産」と位置づけて守る姿勢を示し、ペルシャ湾とホルムズ海峡について、イラン主導の「新たな章」と「新たな管理・法的ルール」を打ち出した。
4月7日配信のi24NEWSとThe Tribuneに掲載されたANI通信は、英紙タイムズが目にしたとされるメモの内容として、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が意識不明の状態で中部コムで治療を受け、意思決定に関与できていないと伝えた。News.Azも同じタイムズ由来の情報として同趣旨を報じており、事実なら3月上旬の選出から約1カ月で指導部の空白が再び問題化する。
米国務省は2026年3月13日、イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師と、精鋭組織の革命防衛隊幹部ら計10人に関する情報提供に、総額で最大1000万ドルの報奨金を出すと公表した。新指導部の発足直後に政治・軍事の中枢を同時に標的にした措置で、米国の対イラン圧力は軍事、制裁に続き情報面でも一段と強まった。
中東の軍事危機は、イランの権力継承が早くも海上輸送と地域安全保障を巻き込む段階に入ったことを示した。父アリ師の死去後に最高指導者となったモジタバ・ハメネイ師は3月12日の初声明で、米国とイスラエルに対抗する国民の結束を訴え、ホルムズ海峡の封鎖を圧力手段として維持する方針を打ち出した。
イランの新たな最高指導者に選ばれたモジタバ・ハメネイ師を巡り、政権は3月11日、同師が軽傷を負いながらも職務を続けていると説明した。2月28日の空爆で父アリ・ハメネイ師が死亡した直後の後継選出だっただけに、就任後も公の場に姿を見せない現状は、戦時下の指揮系統と体制の安定性を測る材料になっている。
トランプ大統領が、イランの新指導部に強い不信を示しつつ、対話の可能性は完全には閉ざさない姿勢をにじませた。米東部時間9日夜(日本時間10日午前)に収録され、10日に報じられたフォックス・ニュースのインタビューで、モジタバ・ハメネイ師について「彼が平和に暮らせるようには思えない」と述べ、圧力と交渉を並行させる構えを改めて印象づけた。
イランの権力移行は、就任直後から不透明さを抱えている。9日に新たな最高指導者として伝えられたモジタバ・ハメネイ師について、国営テレビが紹介時に「負傷兵」に当たる表現を使い、イスラエル側メディアも一時負傷後に回復したと報じた。負傷の有無はなお確認されていないが、本人が公の場に出ていないことも重なり、戦時下の指導体制を巡る憶測が広がっている。
イランで現地時間9日未明に伝えられたモジタバ・ハメネイ師の最高指導者選出は、単なる後継人事ではなく、対イスラエル軍事行動の継続を内外に示す形で始まった。イラン国営メディアは通信アプリへの投稿で、新指導者の下で「第一波」のミサイルをイスラエルに向けて発射したと公表。AP通信も、後継決定が伝えられた数時間後にイランがイスラエルや湾岸諸国への攻撃を続けたと報じている。
イランの権力移行が軍の支持を得て一気に固まりつつある。9日、精鋭軍事組織の革命防衛隊が、新たに最高指導者に選ばれたモジタバ・ハメネイ師への忠誠を表明した。父アリ・ハメネイ師の死後、聖職者機関による選出に続いて武装組織の支持が明確になり、戦時下で体制維持を急ぐ流れが鮮明になった。
イランの最高指導者アリ・ハメネイ師が米国とイスラエルの攻撃で死亡したとされる中、後継候補の一人に挙がる次男モジタバ師が無事だという情報が出てきた。ロイターは今月4日、イラン関係者2人の話として、同師が攻撃を受けた地域にいなかった可能性を伝えた。