リトアニア大統領、ロシアの重要インフラ攻撃計画を警告 エネルギー・交通施設の警備強化
リトアニアのギタナス・ナウセーダ大統領は15日(現地時間)公開のBNS通信のインタビューで、ロシアがポーランドやバルト3国の重要インフラを狙い、NATOの結束を試す限定的な攻撃を計画している可能性を示す情報を、同国情報機関から得ていると明らかにした。
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リトアニアのギタナス・ナウセーダ大統領は15日(現地時間)公開のBNS通信のインタビューで、ロシアがポーランドやバルト3国の重要インフラを狙い、NATOの結束を試す限定的な攻撃を計画している可能性を示す情報を、同国情報機関から得ていると明らかにした。
ロイターなどによると、ロシアのプーチン大統領は2026年5月29日、飛び地カリーニングラード州への攻撃を試みる相手を撃破するため、ロシアには「必要なあらゆる手段」があると述べた。リトアニアのケストゥティス・ブドリス外相が、NATOはカリーニングラードにあるロシアの防空・ミサイル関連拠点を必要に応じて攻撃できる能力を示すべきだとの趣旨を述べたことへの応答として伝えられている。
リトアニア通信規制当局のダリウス・クリエシウス副議長は26日、ロイターに対し、ロシア領カリーニングラードでGPSスプーフィング用設備が大きく拡充されたとの分析を示した。偽の測位信号の影響は最大で半径450キロに届き得ると同当局は推計しており、想定範囲にはバルト三国全域、ポーランドの大部分、フィンランド、スウェーデン、ベラルーシの一部、バルト海が入る。航行や通信インフラの安全に関わる広域的な問題とし…
複数の主要報道とNATOの説明によると、リトアニア当局は2026年5月20日、不審ドローンの可能性がある飛行物体を検知し、首都ビリニュスで航空警報を発令した。住民に屋内退避を呼びかけ、ビリニュス空港上空の空域も一時閉鎖した。現地報道では、同日午前に国境通過が記録され、メリキネ付近でレーダーから消えた一方、NATO戦闘機による目視確認はできていない。前日の19日にはエストニア上空で、NATOのバルト…
バルト地域で台湾を巡る言葉選びが、対中関係の行方を左右している。リトアニア首相が、首都ビリニュスでの台湾代表機関設置を「戦略的な誤りだった」と認めたのを受け、中国は今月6日、対話に応じる用意があると表明した。
ベラルーシのルカシェンコ大統領は2025年12月13日、ノーベル平和賞受賞者のアレシ・ビャリャツキ氏や反政権派のマリア・コレスニコワ氏、元日本語講師の中西雅敏氏を含む123人を釈放した。在リトアニア米国大使館が明らかにし、釈放者は周辺国へ移送された。問われるのは、自由の回復と引き換えにどんな「政治の取引」が進むのかだ。
リトアニア政府は9日、隣国ベラルーシから飛来する気球によるたばこの密輸と航空の混乱が公共の安全を脅かしているとして、全国に緊急事態を宣言した。気象観測用とされる気球が大量のたばこを積んで国境を越え、首都ビリニュスの空港を繰り返し閉鎖に追い込んできたためだ。政府はこれを単なる密輸ではなく、安全保障を揺さぶる「ハイブリッド攻撃」の一形態とみて、軍に追加権限を与える方針を打ち出した。
ロシアの同盟国ベラルーシと、欧州連合加盟国のリトアニアのあいだで、国境付近の空が再び火種になっている。12月1日、ベラルーシはリトアニアの無人機が自国領空を偵察し過激派ビラを散布したと抗議し、リトアニア側は事実無根だと退けた。一方で、リトアニアの首都圏空港は気球の飛来が相次ぎ、週末に長時間の運航停止を強いられたばかりだ。国境を越える小さな機体の応酬が、「戦争ではない圧力」として人々の生活をじわじわ…
薄暗い滑走路の向こうで、出発案内のモニターに「delayed」の文字が並んだ。リトアニアの首都ビリニュスの空で、ベラルーシ側から流れ込んだとされる密輸用の気球が確認され、空港は10月27日未明にかけて相次ぎ閉鎖された。政府は空からの密輸に強硬策で臨む構えを示し、域内の安全保障と民間航空の脆弱さが改めて問われている。
バルト海沿岸の空にわずかな乱れが走った。リトアニア国防当局は23日、ロシア軍機2機が自国の領空に約18秒間侵入したと発表した。NATOの防空任務に就いていたスペイン空軍の戦闘機が直ちに緊急発進し、情勢は一気に緊張した。時間にして瞬きほどだが、同盟国の領空で起きた「18秒」は、戦争の余波が欧州の境界で続く現実を映している。