フィリピン上院議員デラロサ氏にICC逮捕状公表 所在確認と身柄確保が焦点
フィリピンで14日、国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状が公表されたロナルド・デラロサ上院議員の所在確認と身柄確保の可否が焦点となっている。ドゥテルテ政権の対麻薬作戦を担った元国家警察長官であるデラロサ氏を巡っては、13日に上院で銃声が響き、議会施設の警備と法執行をめぐる問題に発展した。
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フィリピンで14日、国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状が公表されたロナルド・デラロサ上院議員の所在確認と身柄確保の可否が焦点となっている。ドゥテルテ政権の対麻薬作戦を担った元国家警察長官であるデラロサ氏を巡っては、13日に上院で銃声が響き、議会施設の警備と法執行をめぐる問題に発展した。
米国防総省高官は3月17日、カリブ海と東太平洋で進める対麻薬作戦で、米軍がこれまでに45回の攻撃を実施し、麻薬組織の構成員または関係者とみなす157人を殺害したと明らかにした。昨年9月に始まった小型船への殺傷攻撃が、米軍の中南米向け作戦として異例の規模に拡大している。
国際水域を航行する小型船への攻撃が、米国の対麻薬作戦で続いている。米南方軍は2月17日、東太平洋とカリブ海で「麻薬密輸に関与していた」とする船舶3隻を攻撃し、乗船者11人が死亡したと発表した。攻撃は米国時間16日夜(日本時間17日)に行われたという。
米軍は現地時間4日、東太平洋の公海上で麻薬を運んでいたとみなす小型船を攻撃し、乗っていた4人全員を死亡させたと発表した。米南方軍はX(旧ツイッター)や公式サイトで、情報機関の分析によりこの船が違法薬物を積み、東太平洋の既知の密売ルートを航行していたと説明している。カリブ海と東太平洋で続く一連の対麻薬作戦の一環だが、戦場ではない海で軍事力を行使することの是非が、改めて問われている。
東太平洋の水平線の向こうで、小舟が閃光に包まれた。動画を投稿したのは、米国のピート・ヘグセス国防長官だ。公海上で麻薬密輸に関与したとみられる船舶を攻撃したと主張し、海面に炎が立ちのぼる瞬間を示した。9月以降、致死的な対麻薬作戦が繰り返され、報道ベースの死者は増え続けている。武力の拡大は、国際法と地域情勢に重い影を落としていると映る。