DeepSeekとムーンショットAI、中国当局が調査 Anthropicへの機微データ送信疑惑

DeepSeekとムーンショットAI、中国当局が調査 Anthropicへの機微データ送信疑惑

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中国のインターネット・データ規制を所管する国家インターネット情報弁公室(CAC)が、DeepSeekとムーンショットAIを調査していると、9月22日(米太平洋夏時間)付のThe Informationが報じた。Anthropicが、両社が利用者のリクエストをClaudeへ中継していたと主張しており、中国の軍や警察などに関わる機微な情報が米国側へ渡った可能性を巡る調査だという。

報告書に挙がった7社から調査対象を絞る

The Informationによると、CACはAnthropicの報告書で名前が挙がった7社の代表を呼び、その後、DeepSeekとムーンショットAIに調査対象を絞った。CAC職員は両社のオフィスで幹部や従業員から事情を聴いたとされる。調査は継続中で、両社への処分は決まっていない。

Anthropicが主張する中継の規模と内容

Anthropicは9月10日に公開した脅威インテリジェンス報告書で、ムーンショットAIとDeepSeekが利用者のリクエストをClaudeへ中継し、その応答を自社モデルの訓練などに利用したと主張した。

同社によると、ムーンショットAIに関連すると判断したやり取りは2026年5~7月に2300万件超、DeepSeekでは同年7月の14日間に1210万件超だった。

報告書は、ムーンショットAI経由のリクエストに、人民解放軍との関連が疑われる利用者による監視データが含まれた事例を挙げた。DeepSeek経由では、中国の公安当局向けシステムに関する情報が含まれた事例を記載している。

これらはAnthropicの調査・評価に基づく主張であり、中国当局が個別事例を独自に確認したことを意味しない。Moonshotについては利用者への通知の有無は不明で、DeepSeekについてAnthropicは利用者が中継を認識していなかった可能性が高いとしている。

参考・出典

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