防衛費は数字より中身 木原官房長官、米国の負担増圧力に慎重対応
トランプ米政権が新たな国家安全保障戦略(NSS)で、日本に防衛費の大幅な増額を求めた。これに対し、木原稔官房長官は8日の記者会見で、日本の防衛費は「自国の主体的な判断」で決めるべきだと繰り返し強調した。金額やGDP比といった指標を先に置くのではなく、どのような防衛力を整えるのかという中身を積み上げて考えるべきだとの立場だ。同盟国からの負担増要求が強まるなか、日本はどこまで自らの優先順位を貫けるのか…
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トランプ米政権が新たな国家安全保障戦略(NSS)で、日本に防衛費の大幅な増額を求めた。これに対し、木原稔官房長官は8日の記者会見で、日本の防衛費は「自国の主体的な判断」で決めるべきだと繰り返し強調した。金額やGDP比といった指標を先に置くのではなく、どのような防衛力を整えるのかという中身を積み上げて考えるべきだとの立場だ。同盟国からの負担増要求が強まるなか、日本はどこまで自らの優先順位を貫けるのか…
資料が配られ、委員が声を上げるたび、首相は前のめりに答弁した。衆院予算委のやり取りで、高市早苗首相は防衛費増額の意味を、装備の研究開発から民間へ広がる技術の波及にまで踏み込んで語った。財源は補正予算で対応し、国民の理解を得られるよう説明を尽くす姿勢を強調した。
秋晴れの午後、市ヶ谷の防衛省にフラッシュが絶えなかった。10月29日、就任間もない小泉進次郎防衛相と米国防長官が初めて顔を合わせ、共同会見に臨んだ。米側は日本の防衛費増額の取り組みを「素晴らしい」と評価し、方針の早期実施に期待を示したと伝えられる。防衛力の中身をどう磨き、同盟の抑止力に結びつけるかが問われる局面である。