SNS求人が諜報の入口に 英MI5が中国の接触手口を議員へ通知
ロンドンの議事堂で、議員と職員に配られた一通の警告が空気を変えた。英国の情報機関MI5(軍情報部第5部)が、中国のスパイがヘッドハンターを装い、議会や政府の機密に触れられる人材を狙っていると明らかにしたのだ。SNSの求人連絡が、知らないうちに諜報の入り口になりうる現実が、改めて突きつけられている。英中関係をめぐる緊張の高まりとも重なり、懸念は一段と強まっている。
本ページでは「MI5」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
ロンドンの議事堂で、議員と職員に配られた一通の警告が空気を変えた。英国の情報機関MI5(軍情報部第5部)が、中国のスパイがヘッドハンターを装い、議会や政府の機密に触れられる人材を狙っていると明らかにしたのだ。SNSの求人連絡が、知らないうちに諜報の入り口になりうる現実が、改めて突きつけられている。英中関係をめぐる緊張の高まりとも重なり、懸念は一段と強まっている。
ロンドンの議会街にざわめきが戻ったのは2025年10月16日。中国のためにスパイ行為をしたとされる元議会調査員2人の起訴が9月に取り下げられた余波が、政府と検察庁の説明責任を直撃している。MI5のケン・マッカラム長官は同日、年次演説で法廷での課題に言及し、国家からの脅威への対処を続ける決意を示した。議場の空気は重く、真相解明を求める声が広がっている。