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テラドローンは2026年7月27日、ドローン向け高出力バッテリーパックの国内量産体制を構築すると発表した。ロイターによると、迎撃ドローン向けから生産を始め、2026年内の量産開始を予定する。
セルを組み合わせ、国内で設計から品質保証まで
製造するのは電池セルそのものではなく、円筒形セルを組み合わせたバッテリーパックだ。テラドローンが機体側の要求仕様を定め、国内で設計、組み立て、検査、品質保証を行う。少量の試作品はすでに生産しているとロイターは報じた。
量産には業務提携先の既存設備や人材、品質管理のノウハウを活用する。提携先は設立80年以上の電池パック企業で、社名は非公表。テラドローンによると、過去に日本の大手家電メーカー向けに累計最大約50万パックを供給した実績がある。
テラドローンは、自社の産業用・防衛用ドローンへの搭載だけでなく、国内外のドローンメーカーや防衛関連企業への販売も目指す。完成機の製造・販売に加え、バッテリーパックを部品事業として外販する構想で、将来は産業用を含む幅広い用途へ展開する方針だとロイターは伝えた。
迎撃ドローンは実証段階、量産調達は未決定
防衛装備庁は7月15日、テラドローンの「Terra B1」を迎撃ドローン早期取得プログラムの実証試験機種の一つに選定した。実証試験は8月上旬に終了する予定で、量産調達への移行は結果を踏まえて判断される。
テラドローンは今回の事業による2027年1月期連結業績への影響を、現時点では軽微と見込んでいる。
