アラブ首長国連邦、ドローン6機を探知 原発関連施設で火災

UAE、48時間でドローン6機を探知 バラカ原発関連施設への攻撃はイラク領内から

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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アラブ首長国連邦(UAE)国防省は19日、過去48時間に同国を狙ったドローン計6機を探知・対処し、5機を迎撃したと説明した。17日にバラカ原発関連施設を狙った3機を含め、技術追跡の結果、いずれもイラク領内から発射されたという。防空網を突破した1機は、同原発の内周境界外にある発電機に命中して火災を起こした。負傷者や放射性物質の放出は報告されていない。

17日の攻撃は3機、1機が発電機に命中

17日の事案では、バラカ原発関連施設に向かったドローンは3機だった。このうち2機は迎撃され、残る1機が施設の内周境界外にある発電機に命中した。原子炉本体への命中ではなく、被害は周辺設備の火災として整理される。

その後の飛来分を含めると、UAEを標的にしたドローンは48時間で計6機に上った。1機を除いて迎撃されたことは、防空網が大半を阻止した一方で、重要インフラの周辺設備には実際に被害が出たことを示す。

現時点で確認されている被害は火災にとどまり、負傷者は報告されていない。放射性物質の放出も確認されておらず、放射線安全上の影響が発生したとの情報は出ていない。

UAE唯一の原発を狙った重大性

バラカ原発はUAE唯一の原子力発電所で、アラブ世界初の商業用原発と位置付けられている。UAEの電力供給とエネルギー安全保障を支える中核施設であり、周辺設備であっても攻撃対象になった意味は重い。

国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、原発に直接命中すれば環境への高い放射能リスクにつながり得るとして懸念を示した。原発は通常の発電所と異なり、安全機能に影響が及べば、被害が施設内にとどまらない可能性があるためだ。

UAE側は今回、発射元を「イラク領内」と具体的に示した。ただ、実行主体の固有名は明示していない。UAE側の発射元説明と被害状況の把握が示される一方、誰が攻撃を実行したのか、UAEが外交・安全保障面でどのような対応を取るのかはなお不透明だ。

参考・出典

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