ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシア向け40日間作戦承認を表明

ゼレンスキー氏、対ロ40日作戦を承認 終戦圧力を強化

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ウクライナのゼレンスキー大統領は現地時間6月25日、ロシアに終戦を迫るため、ウクライナ保安庁(SBU)による40日間の「影響作戦」を承認したと表明した。SBU長官代行との協議後の決定で、ロシア側への圧力を期限付きで強める意思を示した形だ。

「戦争終結を迫る」40日間の圧力

大統領は作戦の狙いについて、「侵略国に影響を与え、戦争終結を迫る」ためだと説明した。単なる個別攻撃の発表ではなく、ロシア側の軍事・経済活動に圧力をかけ、戦争継続のコストを高める戦略として位置づけた。

同日の発言で大統領は、ウクライナ軍がロシア国内の2つの製油所と南部クラスノダール地方の石油貯蔵施設を攻撃したとも述べた。製油所や貯蔵施設は燃料供給の要であり、攻撃が続けば軍の補給や国内物流に影響が及ぶ可能性がある。

ゼレンスキー氏は、ロシアがモスクワやバルダイ、クリミア半島とロシア本土を結ぶケルチ橋周辺などの防空を強化しているとも説明した。ただし、この説明は独立して確認されていない。ウクライナ側の長距離攻撃が、ロシアに重要拠点の防空を意識させているとの見方を示したものだ。

「長距離制裁」の延長線

ウクライナ大統領府が現地時間6月24日に公開した演説でも、ゼレンスキー氏は「長距離・中距離制裁」の成果に触れていた。ここでいう「制裁」は外交上の制裁ではなく、ロシアの軍事能力や補給網に遠距離から打撃を与えるという意味合いを持つ。

一方で、40日間の作戦がどの施設や手段を対象にするのか、SBUの作戦が軍や他機関とどのように連携するのかといった詳細は明らかにされていない。今後は、ロシア側の防空やエネルギーインフラにどこまで影響が出るのか、さらに停戦や交渉に向けた圧力として実効性を持つのかが焦点となる。

参考・出典

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