AWSが次世代「Trainium4」を公開 NVLink Fusion採用でGPU連携強化
米Amazon.comのクラウド子会社Amazon Web Services(AWS)は米国時間12月2日、次世代AIチップ「Trainium4」にNVIDIAの高速接続技術「NVLink Fusion」を採用するとラスベガスの年次イベントで表明した。この技術で自社開発チップとGPUを密に連携させ、大規模AIを狙う顧客を取り込む構えだが、自前路線と他社依存をどう両立させるのかが新たな焦点となる。
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米Amazon.comのクラウド子会社Amazon Web Services(AWS)は米国時間12月2日、次世代AIチップ「Trainium4」にNVIDIAの高速接続技術「NVLink Fusion」を採用するとラスベガスの年次イベントで表明した。この技術で自社開発チップとGPUを密に連携させ、大規模AIを狙う顧客を取り込む構えだが、自前路線と他社依存をどう両立させるのかが新たな焦点となる。
中国がレアアース輸出をめぐる新たな一歩を踏み出した。関係者によれば、商務省は12月初旬、希土類の「一般輸出ライセンス」第1弾を一部企業に付与し、自動車向けなど滞っていた出荷の再開につなげる。トランプ・習首脳会談で交わされた合意の実行だが、企業の不安がすべて解けたわけではない。
生成AI向けの計算需要が世界で膨らむなか、米アマゾンのクラウド事業AWSが12月2日、自社開発のAI半導体「Trainium3」を一般顧客向けに提供し始めた。前世代比で演算性能を4倍に高め、消費電力も抑えたという新チップでNVIDIAやGoogleに挑むこの動きは、AIを使う企業のコスト構造をどこまで変えるのだろうか。
台湾の検察当局は12月2日、半導体製造装置大手・東京エレクトロンの台湾子会社を、台湾積体電路製造(TSMC)の機密情報不正取得事件をめぐり国家安全法違反などの罪で起訴し、最大1億2000万台湾元(約6億円)の罰金を求めた。今年8月にはTSMCの元従業員ら3人が同じ事件で起訴されており、先端「2ナノ」プロセス技術の情報が狙われたとされる。台湾の経済を支える最先端半導体をめぐる争いは、技術者と企業に「…
アスクルは12月3日朝、事業所向けECサイト「ASKUL」のWeb注文を再開した。10月19日のランサムウェア攻撃で受注と出荷の多くが止まり、オフィスや医療現場では備品確保に追われてきた。FAX注文は続けつつも、同社は安全性を確認したWebでの発注への切り替えを呼びかけている。
イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使が1日、東京都内での産経新聞のインタビューで、日本との安全保障協力と自由貿易協定(FTA)の推進を新政権に呼び掛けた。10月に発足した高市早苗政権にとって、中東との関係をどう位置づけるかは初期からの重要課題だ。同時に、大使はパレスチナ自治区ガザの復興で「平和教育」への日本の貢献に期待を示した。安全保障と経済、そして紛争地の子どもたちを支える教育支援を、日本はど…
米OpenAIのサム・アルトマンCEOが、社内に「コード・レッド」を発令した。社内メモでチャットボット「ChatGPT」の改善を最優先課題とし、広告導入や新サービスの一部を後回しにする方針を示したと複数の米メディアが報じている。背景には、Googleの最新AIモデル「Gemini 3」など競合の追い上げがある。急加速する生成AI競争のコストを、誰がどこまで負担するのかが改めて問われている。
12月1日、東京都内で開かれた国際投資会議で、高市早苗首相が人気漫画「進撃の巨人」の決めぜりふを英語で持ち出し、日本への投資を呼び込んだ。サウジアラビアの公的機関が主導する舞台で、危機管理投資を成長の柱と位置づける日本の戦略を、世界の投資家にどう印象づけようとしたのか。本稿では、その演出の意味と裏側にある課題を追う。
政府は12月2日、国の支出を効率化するための初の関係閣僚会議を首相官邸で開き、税の特例や高額補助金を対象にした「総点検」に踏み出した。取り組みを担う片山さつき財務相は、2026年度予算編成から必要な見直しを反映させる考えを示している。税優遇や補助金に支えられてきた地域や企業にとって、どこまでが「無駄」で、どこからが生活や雇用の土台なのか。痛みの配分が、これからの焦点になる。
カナダ首相府は1日、欧州連合(EU)が創設した防衛基金「欧州安全保障行動(SAFE)」への参加で合意したと明らかにした。EUが用意する最大1,500億ユーロ規模の共同調達枠にカナダ企業も関与できる道が開け、対ロシア抑止と対米依存の見直しを同時に進める一歩となる。今後、誰がどのコストを負い、どのような安全保障の地図が描かれるのかが問われている。
フランスのマクロン大統領が12月3〜5日に国賓として中国を訪れ、習近平国家主席と会談する。今回で4度目の国賓訪中となり、鋼鉄や電気自動車(EV)などをめぐる経済・安全保障上の懸念をぶつけつつ、中国の先端技術へのアクセス拡大も狙う。欧州は対中依存と対立をどう両立させるのか――その綱渡りの一端が、この3日間に映し出される。
川崎市の臨海部で27日、川崎重工業と日本水素エネルギーが液化水素基地「川崎LH2ターミナル」の起工式を開いた。国のグリーンイノベーション基金の支援を受け、2030年度までに大型の液化水素運搬船と組み合わせて運用し、国際水素サプライチェーンの商用化条件を国内で検証する計画だ。この新しい受け皿は、日本の水素調達戦略をどう変え、地元や利用者に何をもたらすのかを探ってみる。
2日に開かれた閣議後の記者会見で、財務相の片山さつき氏が日本銀行への期待を語った。物価上昇が原材料高だけに頼るのではなく、賃金の伸びを伴っておおむね2%で落ち着くよう、金融政策を運営してほしいというメッセージだ。政府と日銀の景気認識に食い違いはないとも強調し、賃上げと物価のバランスをどう描くかという問いを、あらためて突きつけた。
米国の対中警戒が、いよいよ人気通販アプリにも及んできた。共和党のトム・コットン上院議員は1日、中国発のネット通販大手SHEINとTemuによる大規模な知的財産権侵害や偽造品の疑いがあるとして、連邦司法当局に本格調査を求める書簡を司法長官宛てに送付した。低価格の商品で急成長してきた2社を、米国はどこまで自国のルールで縛ろうとしているのか。
暗号資産ビットコイン相場が1日、節目とされてきた9万ドルを再び下回った。2021年の暴落期以降で最も厳しかった11月の下落の延長線上にあり、株式などの高リスク資産から資金が抜ける流れが鮮明になっている。直近では1日だけで6%安と値を崩し、日々の値動きに向き合う個人投資家の心理も揺さぶられている。
パナソニックホールディングスは、AI向け半導体の生産を支える新しい半導体製造装置の開発に乗り出した。複数のチップを積み重ねる先端パッケージに対応したもので、ハイブリッドボンディング技術を採用し、2.5D/3D実装に使える装置を2027年の市場投入を目指している。AIサーバー需要が急拡大するなか、日本の装置メーカーはどこで存在感を示せるのかという問いが、製造現場の静かな緊張とともに浮かび上がる。
韓国の大手ネット通販クーパンで、約3370万件もの顧客アカウント情報が流出した。警察は退職した中国籍の元開発者が関与した疑いで捜査を進めており、同国のほぼ全世帯が巻き込まれる前例のない事態となっている。便利さを日常の基盤としてきた巨大ECでの事故は、誰がどこまでその代償を負うのかという問いを突き付けている。
政府・与党が、防衛装備移転3原則の運用指針から輸出可能な装備を縛ってきた「5類型」を、来春にも撤廃する方向で調整している。実現すれば、殺傷力を持つ武器を含む装備品の輸出が大きく広がり、防衛産業の維持・強化や「同志国」との安全保障協力の強化が狙われる。一方で、紛争を助長しないための厳格な輸出管理や歯止め策も検討課題となっている。静かな会議室の外では、自衛隊OBやメーカー関係者、市民らがそれぞれの立場…
早稲田大学の研究機関と大手新聞社が行った郵送方式の全国調査で、夏の参院選後の政治意識が問われた。その中で、外国人を「積極的に」労働力として受け入れることへの賛否を尋ねると、反対寄りの回答が59%にのぼったという。前年の調査より反対が大きく増えたにもかかわらず、日本社会は深刻な人手不足に直面し、外国人材の受け入れ拡大へ政策は動き続けている。本記事では、このねじれがなぜ生じ、私たちの暮らしにどのような…
オフィス通販大手アスクルの売上が、わずか1カ月で“ほぼ消えた”。10月19日にランサムウェアによるサイバー攻撃を受けて受注を止めた結果、11月度(10月21日〜11月20日)の単体売上高は16億9800万円と、前年の約5%にまで落ち込んだ。日々の備品を届ける物流インフラが突然止まった今、物流インフラの停止リスクを誰がどう分散するのかが問われている。