ウクライナ国営原子力企業 使用済み核燃料施設に無人機着弾 建屋一部損傷

ウクライナの使用済み核燃料貯蔵施設に無人機着弾 建屋損傷も放射性汚染なし

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ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは7日、同日未明にキーウ州の集中型使用済み核燃料貯蔵施設の敷地内へ無人機が着弾し、コンテナ受け入れ建屋の一部が損傷したと公表した。火災は鎮火し、職員を含む負傷者は出ていない。施設内の放射線レベルも正常範囲にとどまっている。

損傷は受け入れ建屋で、核燃料の保管場所ではなく

着弾は午前2時10分に発生した。損傷したのは使用済み核燃料のコンテナを受け入れる建屋で、同建屋には使用済み核燃料は保管されていなかった。火災は約40平方メートルの範囲で発生し、延焼は抑えられた後、完全に消し止められた。

この施設は、ウクライナ支配地域にあるリウネ、フメリニツキー、南ウクライナの各原発から搬入された使用済み核燃料を扱う拠点である。発電に使った後の核燃料は長期管理が必要で、同施設は国外搬出に頼らず国内で管理するための中核インフラに位置づけられている。

IAEAが現地確認、放射線異常は確認されず

今回の被害は、使用済み核燃料の保管区画ではなく、原子力関連インフラの受け入れ建屋で発生した。国際原子力機関(IAEA)のチームは現地で被害状況を確認し、受け入れ建屋の一部に構造的損傷があり、IAEAの保障措置関連の事務スペースも影響を受けたとされる。一方で、放射線レベルは正常範囲にあり、放射性汚染は確認されていない。

今後は建屋損傷の詳細や、受け入れ機能、輸送を含む運用への影響が精査される見通しだ。少なくとも現時点では、人的被害と放射線異常はいずれも確認されていない。

参考・出典

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