サッカーW杯北中米大会、メキシコ市で開幕 メキシコ白星発進

メキシコ市で2026年W杯開幕、開催国が2-0発進 祝賀と抗議が重なる

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サッカーの2026年ワールドカップ北中米大会は11日、メキシコ市で幕を開けた。共同開催国のメキシコは開幕戦で南アフリカを2-0で下し、地元の大声援を受けて白星発進した。一方、首都では同日に少なくとも6件の抗議行動が予定され、教員団体などの行進も報じられた。祝祭の開幕日は、社会的な要求が同じ都市空間に重なる一日にもなった。

3か国共催大会の出発点となったメキシコ市

今大会はメキシコ、米国、カナダの3か国共催で行われる。開幕戦の舞台となったメキシコ市のスタジアムは、大会全体の第1試合を迎える象徴的な会場となった。

メキシコにとってはグループA初戦であり、地元の大声援を受けての一戦だった。南アフリカを相手に2点を奪って勝ち切ったことで、競技面では理想的なスタートを切った形だ。

祝祭と並走した首都の抗議行動

開幕前のメキシコ市では祝賀行事が組まれる一方、教員団体や行方不明者家族ら複数の社会運動が、世界的な注目が集まるW杯を当局への訴えの場として利用しようとしていた。抗議の背景は一つではなく、教育、治安、人権など、都市が抱える不満が大会の開幕日に重なった。

試合開始の遅れなど、抗議が開幕戦の進行を直接妨げたとは確認されていない。ただ、英紙ガーディアンは試合前、スタジアム周辺で一部の集団と警察が衝突し、逮捕者や負傷した警官が出たと報じている。政治的な抗議とは別の動きとみられるものの、世界最大級のスポーツイベントが始まった日に、歓声と社会的な要求、治安上の緊張が同じ都市空間に並んだ意味は小さくない。7月19日の決勝まで続く大会期間中も、祝祭の舞台と市民の不満は同じ都市で重なり続ける可能性がある。

参考・出典

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