台湾国防部、中国軍が無人機戦術を訓練に反映と分析 高級幹部粛清で意思決定の予測困難性も指摘
台湾国防部は2026年8月31日(現地時間)、「115年中共軍力報告書」(2026年版)で、中国軍が近年の戦争から無人機戦術などを取り入れる一方、高級幹部の粛清により軍事上の意思決定が一段と予測しにくくなっているとの分析を示した。
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台湾国防部は2026年8月31日(現地時間)、「115年中共軍力報告書」(2026年版)で、中国軍が近年の戦争から無人機戦術などを取り入れる一方、高級幹部の粛清により軍事上の意思決定が一段と予測しにくくなっているとの分析を示した。
台湾国防部は2026年7月28日、8月5~14日(現地時間)に実施する漢光42号の実兵演習で、軍需品の生産拠点を戦時に疎開・分散し、緊急命令後に民間工場を組み立て工程へ動員する訓練を行うと発表した。
台湾国防部は台湾時間21日、台湾軍が同22日から26日まで5日間4夜の戦闘準備演習「立即備戰操演」を実施すると発表した。中国軍による台湾周辺での軍事活動が続くなか、台湾側は即応態勢、統合作戦能力、平時から戦時への移行手順を点検する。
台湾国防部は25日夜、中国軍機21機が台湾周辺で活動し、軍艦とともに「合同戦闘即応パトロール」を実施していたと発表した。対象にはJ-10、J-16、KJ-500、無人機などが含まれ、国防部公式Xでは21機のうち16機が台湾海峡の中間線を越えたとも示した。5月19日にも同種の発表があり、1週間で2回目の事案となる。
台湾海峡周辺で中国軍の動きが続く。台湾の国防部は1月24日、同日午前6時(日本時間同7時)までの24時間に、中国の軍用機延べ26機と軍艦6隻が周辺で活動したと発表した。延べ18機が中間線を越え、さらに気球1機も確認された。
南シナ海の東沙(プラタス)諸島で、中国の偵察用無人機が台湾側の領空に入ったとして、台湾国防部が2026年1月17日に「挑発的で無責任」と非難した。高高度の無人機を用いた既成事実化が進めば、偶発衝突のリスクが一段と高まる。
台湾の国防部(国防省)にあたる国防部と空軍は1月6日夜、東部・花蓮県沖で訓練飛行中のF-16V(F-16改良型)1機がレーダーから消失し、操縦士が緊急脱出(射出)した可能性があると発表した。7日朝の時点でも操縦士は発見されておらず、空軍や海巡(海上保安機関)が捜索を続けている。
2025年12月31日、台湾の国防部は、同日午前6時(日本時間午前7時)までの48時間で、中国の軍用機の活動を延べ207機確認したと明らかにした。中国軍が台湾周辺で演習を行うなか、航空機の飛来が目立って増えた形だ。台湾側にとっては、防空の負担だけでなく、空と海の「通常運用」をどこまで守れるかも問われている。
台湾国防部は2025年12月30日、台湾時間29日午前6時から30日午前6時までの24時間に、中国の軍用機を延べ130機確認したと発表した。うち延べ90機が台湾海峡の中間線を越えたとしている。中国側が同時期に軍事演習を打ち出すなか、台湾は「監視と即応」を常態化させているが、航空や海上交通を含む民間の負担もじわりと膨らむ局面だ。
台湾国防部は2025年12月29日、中国軍が台湾周辺で始めた軍事演習について、現時点で中国の空母の参加は確認していないとの見方を示した。同日午後までに、台湾周辺で中国の軍用機・無人機計89機、艦艇や海警船など計28隻の活動を把握したとも説明している。空母不参加が「緊張の度合い」をどう見積もる材料になるのかが焦点だ。
2025年12月29日、台湾国防部は中国軍の対台湾軍事演習に備え、緊急対応の「応変センター」を開設したと発表した。情監偵の情報を集約し、適切な兵力を配置して防衛に当たる姿勢を示す。演習は海空の動きが短時間で変わりやすく、民間の航路や漁場にも影響が出得る。台湾側が何を「通常運用」から切り替え、どこまで緊張を上げずに抑止を示すかが焦点になる。
台湾の国防部は2025年12月18日、米政府が総額111億ドル規模の対台湾武器売却について、米議会への通知手続きを始めたと発表した。対象はHIMARSなど8品目に及ぶ。装備が届く前から、台湾側には運用の準備と選択の迫り方が変わり始めている。
台湾国防部は12月17日、中国の最新鋭空母「福建」(CV-18)が前日の12月16日に台湾海峡を通過したと発表した。福建は11月に就役した中国3隻目の空母で、国防部は台湾軍が同艦を監視していたと説明した。公開された白黒写真では甲板に航空機は見えず、意図の読み解きは簡単ではない。
台湾の国防部は2025年12月16日付の立法院向け報告書で、中国の急襲を受けた場合でも迅速に対応でき、全部隊が上層部の命令を待たず分散型の指揮で活動できると記した。ロイター通信は、周辺での中国軍の活動が年々増え、定例の「共同戦闘準備パトロール」も含まれると伝えた。
マイクに向き直った顧立雄国防部長の言葉が、立法院の会議室に落ち着いた声で響いた。「進入すれば、きちんと対応する」。19日、釣魚台列島周辺の中国艦艇や海警局船への姿勢をただされた台湾の国防トップは、そう明言した。尖閣諸島として日本が実効支配するこの海域をめぐり、台湾がどこに一線を引くのかが、改めて示された場面だった。