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トルコ当局は現地時間2026年6月23日、首都アンカラ周辺で対テロの一斉摘発を実施した。アンカラ首席検察庁は、過激派組織「イスラム国」(IS)や複数の極左組織に関係した疑いがあるとして241人に身柄拘束命令を出し、現地時間23日時点で209人を拘束した。
警察と憲兵による同時作戦
作戦には警察と憲兵が参加し、アンカラ周辺で同時に進められた。対象にはISのほか、革命人民解放党・戦線(DHKP-C)、マルクス・レーニン主義共産党(MLKP)、トルコ共産党/マルクス・レーニン主義(TKP/ML)などが含まれた。
AP通信は拘束者の内訳として、IS関連が56人、DHKP-C関連が35人含まれると伝えた。241人への命令に対し、現地時間23日時点で拘束されたのは209人で、32人は同日時点では確保されていなかった。
対テロ捜査としての大規模拘束
今回の摘発は、アンカラ首席検察庁が主導する対テロ捜査として位置づけられる。身柄拘束は捜査段階の措置であり、対象者について有罪が認定されたことを意味しない。
一部主要報道は、7月7〜8日にアンカラで開かれるNATO首脳会議を前に、首都で警備や集会規制が強まる中での動きとしても伝えている。一方で、検察発表自体はNATO首脳会議には触れておらず、当局発表の中核は、ISと複数の極左組織を対象にした対テロ作戦である点にある。今後は、残る対象者の拘束状況や裁判所段階での判断、組織別の最終的な内訳が焦点となる。
