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ニュージーランド国防軍は2026年9月9日(現地時間)、オーストラリア空軍のF-35A戦闘機2機が初めてニュージーランドを訪れ、陸軍の統合末端攻撃統制官(JTAC)と共同訓練を行ったと発表した。両国は共同作戦能力の向上に加え、人員や整備機能を相互に補完できる体制づくりを進めている。
地上部隊とF-35Aが近接航空支援を訓練
訓練は9月8日(現地時間)、演習「Agile Tasman 26」の一環としてワイウル軍事訓練地域で実施された。F-35A 2機はタスマン海を越えて展開し、空中給油を受けた後、ニュージーランド陸軍JTACと現実的な近接航空支援シナリオに取り組んだ。
JTACは、地上部隊と航空機を結び、近接航空支援で航空機の誘導・統制を担う資格保有者だ。今回の展開では、ニュージーランド空軍のP-8Aポセイドンとの模擬迎撃も行われた。演習は、統合航空作戦を通じて両国軍の相互運用性と即応態勢を高めることを目的としている。
相互運用から「相互代替性」へ
豪NZ両政府は2024年12月、航空要員や航空機整備の協力を深め、両空軍の「相互代替性」を高める方針を確認した。さらに2026年3月の「Anzac 2035」では、2035年までに、より統合され戦闘能力を備えたANZAC部隊として活動できる体制を目指し、P-8AやC-130Jなどで共同の後方支援・整備を進める方針を示した。
相互整備の一部はすでに実施段階にある。2026年2~3月の演習「Trojan Compass」では、ニュージーランド空軍の整備要員が豪空軍のC-130Jを整備し、豪機で直接作業できる認定も取得した。ロイターによると、ダリン・ウェッブNZ空軍参謀長は、今後さらに豪州側の要員がNZ機を支援するなど、双方向の人員・整備協力を広げる可能性に言及している。
