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キューバ国営電力会社UNEは8月2日午後10時43分(現地時間)、全国電力システム(SEN)が完全切断したと発表した。人口約1000万人の島で全国規模の停電が発生し、3日未明から一部地域で復旧作業が進められている。
西部復旧から約21時間半後に全国停止
今回の全面停止に先立ち、8月1日午後6時7分(現地時間)、マタンサス周辺の220キロボルト送電線2本が停止し、ピナール・デル・リオからマタンサスまでの西部で部分停電が発生した。UNEは2日午前1時10分、西部の系統が再接続されたと発表していた。
しかし、同日午後10時43分にSEN全体が切り離され、エネルギー・鉱山省は復旧手順を開始した。全国系統が停止しても、非常用発電機や地域ごとの小規模系統から重要施設へ個別に送電される場合がある。
州電力会社などの発表によると、3日未明にはビジャ・クララ州で水力発電を使った小規模系統が稼働し、病院や通信施設への供給が始まった。ハバナなどでも一部の配電回路が復旧し、SENの再接続作業が進んだが、全面復旧には至っていない。
7月にも3回、分散型電源から復旧
キューバでは7月6日、10日、14日にも全国停電が発生した。EFEによると、14日の停電ではUNEが各州で分散型発電を稼働させ、病院、給水、通信などの重要サービスに電力を送る小規模系統を構築した。
復旧では、太陽光、水力、発電用エンジンなどで小規模系統を立ち上げ、相互接続しながら火力発電所を再稼働させる。直接原因と、全面復旧の時期は公表されていない。
