ホルムズ海峡の航行守る新決議案 バーレーンが提示も中露反対の公算
3月中旬、バーレーンが世界のエネルギー輸送の要衝・ホルムズ海峡と周辺海域で商業船舶を守るため強い措置を容認する国連安保理決議案をAFPやアラブニュース経由で回覧。湾岸諸国とイランの緊張を受け、西側はロシア・中国の反対で採択はほぼ望めないとみる。
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3月中旬、バーレーンが世界のエネルギー輸送の要衝・ホルムズ海峡と周辺海域で商業船舶を守るため強い措置を容認する国連安保理決議案をAFPやアラブニュース経由で回覧。湾岸諸国とイランの緊張を受け、西側はロシア・中国の反対で採択はほぼ望めないとみる。
日米両政府は3月19日に、重要鉱物・レアアースの中国依存を減らす行動計画を公表。第三国での採掘・精製や代替調達先育成を進め、特定鉱物輸入に価格下限を設け中国産の安値で採算が崩れやすい非中国圏案件への投資を促す。米通商代表部は日欧と同枠組みを協議中。
イランが中東域外の8カ国を対象に、人民元で売買される原油タンカーに限りホルムズ海峡の安全通航を認める案をAP通信が報道。中国関連船舶を中心に条件付きで選別通過が続く構図だ。全面封鎖を避け、国際エネルギー供給や決済への影響が注目される。対象の8カ国は公表されていないという。
AP通信によればトランプ大統領は14日、自身の投稿で原油輸送の要衝ホルムズ海峡を安全航路として維持するため、中国やフランス、日本、韓国、英国などに軍艦派遣を望むと名指しで表明。中東の戦闘拡大が海上輸送の警備協力を高めていると強調した。背景には原油価格や航行安全への懸念がある。
米国の台湾向け武器売却は対中配慮で公表時期を見極めつつ実務は前進。ロイターが関係者の話として、迎撃ミサイルを含む新売却案の承認準備が整い、トランプ氏の訪中後に署名される可能性があり、台湾は3月13日に契約受け入れ準備を整えた。米台関係と地域安全保障への影響が注目される。
国連安全保障理事会でのイラン核問題の対立は、核開発そのものより封じ込め手段で深刻化。2025年3月12日非公開会合で米英仏独は高濃縮ウラン拡大を懸念し制裁強化を示唆、中国とロシアは反発した。会合運営や圧力行使をめぐる意見対立が鮮明になった。
中国が「民族団結進歩促進法」を全人代で可決し、少数民族政策を理念から恒常的な統治の枠組みへ法制化。国家統合と共通意識の形成を前進させる一方、成立後は多様性の扱いを具体的に法執行へどう反映させるかが焦点となる。賛成は多数だが、運用で多様性や権利の扱いが問われる。
Googleの脅威分析部門が2026年3月3日に公表したiOS向け攻撃キット「Coruna」は、旧版iPhoneを狙い国家レベルの監視運用から犯罪用途へ拡散、ロシア系や中国系集団による悪用が示唆される。監視・侵入技術の流出で金銭目的や対ウクライナ作戦への転用も懸念される。
中国が精製燃料の海外流出を絞る動きは、中東発の原油供給不安に備えた在庫確保策だ。もし輸出停止が広がれば国内市場の安定には寄与する一方、アジア域内の燃料需給を一段と引き締め、原油・ガソリン・ディーゼル価格の上振れ圧力を強める公算が大きいとの見方が出ている。
イランは米国との停戦を巡り一定の条件を提示。外務次官は中国やロシア、フランスらがテヘランと接触しているが、受け入れの前提としてまず攻撃停止を要求。仲介の動きが広がる一方で、戦闘継続中は本格協議に応じず、外交接触が直ちに停戦合意に結び付く状況ではない。
G7諸国は重要鉱物の調達で対中依存を減らす方針を巡り議論。日本、フランス、カナダは米国主導の貿易ブロック提案とは別に、レアアースなど供給網再編で価格だけでなく経済安全保障を念頭に調達基盤を立て直す選択肢を検討しているとロイター(トロント発、3月6日)が報じた
南シナ海での摩擦が続く中、フィリピン治安当局が中国側の情報活動関与の疑いで自国民の身柄を確保。国家安全保障会議は3月4日夜に作戦を終結と発表し、安保上の重大案件として警戒を強めている。背景には領有権を巡る緊張があり、外交・安全保障への影響が懸念されるため、当局は監視を強化している。
アジア向け燃料の流れが細る中、3月5日の取引で原油相場は5日連続上昇し原油価格は上振れ。中東の戦闘継続で海上輸送や航行リスクがくすぶり、中国は国内供給優先を強め輸出や在庫に影響、需給見通しと投資家心理が一段と敏感になっている。エネルギー市場や精製業者の動向にも注目が集まる。
ペルシャ湾の出口に当たるホルムズ海峡でエネルギー輸送の不安が高まる中、6日配信のロイター報道を基にニューズウィーク日本版は、中国が原油タンカーとカタール産LNG船の安全通航を認めるようイラン側と水面下で調整を進めていると伝えた。世界のエネルギー供給への影響が懸念される。
米中貿易協議をにらみ、米国が中国に「どの国の原油を買うか」まで踏み込み原油調達を制限する案が浮上。エネルギーを交渉材料に用いて対ロシア・対イラン制裁の効果を高める狙いがあり、貿易・安全保障面での影響や企業・世界市場への波及も懸念される。政策の行方を左右する可能性も指摘される。
鉄鋼や石油精製など重工業で続く供給余り(過剰生産能力)が今年も主要な政策課題となった。国家発展改革委員会は3月5日付の年次報告書で、関連産業の設備を秩序立てて削減し、過剰生産能力の取り締まりを強化する方針を示し、市場の需給調整や産業構造の改善を目指す姿勢を打ち出した。
ロンドン警視庁が中国関連の対英情報活動支援の疑いで39、43、68歳の男3人を拘束。英メディアはうち1人がキア・スターマー首相与党・労働党の現職議員の夫と報道し、捜査は継続中で英国内の安全保障や議員周辺の関係調査に波紋を広げている。
中国の全国人民代表大会の開幕に伴い、2026年の国防費は前年比7%増で約1兆9100億元に。ニューズウィーク日本版がロイター電を引用して報じ、予算案は国防関連の歳出増を反映。地域の軍備競争や安全保障、対米関係への影響が懸念される。国際社会の注目を集めそうだ。
共同通信や米ブルームバーグの報道によれば、中国はホルムズ海峡をめぐる対立で、カタール産LNGなどの海峡通行が妨げられないよう、イラン側に非公式に自制を働きかけている。中東の海上輸送の要衝である海峡の緊張がエネルギー供給や国際物流に影響する懸念に対応する狙いとも受け止められている。
ロイター報道によると、民間の航跡追跡データ(ADS-Bやトランスポンダ記録)を分析すると、中国の大型軍用無人機が南シナ海周辺で定期的に飛行し、他国機の識別番号を送信して身元をすり替えるような信号を出していた疑いが浮上し、航行安全や識別システムへの影響が懸念されている。