ザポリージャ原発、主任技師と運転手が死亡 ロシア側はウクライナの攻撃と主張、IAEAも非難
ロシア国営原子力企業ロスアトムは2026年7月15日(現地時間)、ロシア支配下のザポリージャ原発で、主任技師と運転手が公用車へのドローン攻撃を受け死亡したと発表した。ロシア側はウクライナによる攻撃と主張しているが、攻撃主体は確認されていない。
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ロシア国営原子力企業ロスアトムは2026年7月15日(現地時間)、ロシア支配下のザポリージャ原発で、主任技師と運転手が公用車へのドローン攻撃を受け死亡したと発表した。ロシア側はウクライナによる攻撃と主張しているが、攻撃主体は確認されていない。
ザポリージャ原発の「外部電源」が再び危うい状態にある。国際原子力機関(IAEA)は2026年1月16日、ロシアが占拠する同原発周辺で、最後の予備送電線を修理するための局地的停戦にロシアとウクライナが合意したと発表した。
ロシアのプーチン大統領が2025年12月24日、ロシア企業幹部との非公開会合で、2022年からロシアが占拠するウクライナ南部のザポリージャ原発を米国と共同管理する案を協議していると語った。ロシア紙コメルサントが事情に詳しい関係者の情報として報じ、ロイター通信も伝えた。米側は原発の電力を暗号資産のマイニングに使う案に関心を示したという。
外部電源を絶たれた灰色の建屋に、久しぶりに工具の音が戻った。国際原子力機関(IAEA)は18日、送電線修理のためザポリージャ原発周辺での局所的な一時停戦にロシアとウクライナが合意したと発表したとされる。約1カ月に及ぶ外部電源喪失のなかで復旧作業が始まり、燃料冷却を支える安定電源への道がようやくひと筋見えたと映る。ただし詳細文書は現時点で限定的で、緊張は解けていない。
秋の川霧がひくザポリージャ原発の冷却塔の向こうで、緊張だけが濃くなっている。2025年10月2日、ロシアのプーチン大統領が「原発付近への攻撃は危険だ」と述べ、ウクライナ側の原発に対する報復の可能性に言及したと一部報道が伝えた。外部電力の脆弱化が続く現場に、軍事的な応酬が重なる構図である。核の安全保障をめぐる一線が、さらに細く揺らいでいると映る。