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ロシア国営原子力企業ロスアトムは2026年7月15日(現地時間)、ロシア支配下のザポリージャ原発で、主任技師と運転手が公用車へのドローン攻撃を受け死亡したと発表した。ロシア側はウクライナによる攻撃と主張しているが、攻撃主体は確認されていない。
公用車を攻撃、主任技師ら2人死亡
リハチョフ総裁は、原発の工業区域とエネルホダル市の境界付近にあった公用車がドローン攻撃を受けたと説明した。死亡したのは、主任技師のアレクサンドル・ヤコブレフ氏と運転手のドミトリー・フィリポフ氏。ロシア側はウクライナ軍による攻撃だと主張している。
ロイターの報道時点でウクライナ側から即時のコメントはなく、攻撃主体を独立に確認できる情報は示されていない。
IAEA事務局長「容認できない攻撃」
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、原発とその運営陣に対する「容認できない攻撃」であり、核安全を深刻に脅かすと非難した。攻撃主体には言及せず、核施設やその周辺、職員に対するすべての攻撃を直ちに停止するよう求めた。
ザポリージャ原発は欧州最大の原発で、ロシア軍が2022年の侵攻初期に掌握した。6基の原子炉は2022年9月に送電網への発電を停止し、2024年4月以降は全基が冷温停止中となっている。ただし、安全システムや原子炉、使用済み燃料プールには引き続き冷却水と電力が必要で、周辺での軍事行動が核安全上のリスクとなっている。
