米国の圧力意識か、ベネズエラが麻薬取締成果を発信
ベネズエラの国営メディアは2025年12月30日、軍による麻薬取り締まりの年間実績として、密輸などに使われた100隻超のボートを押収し、麻薬計52トンを回収、関与した約2000人を拘束したと報じた。国内向けに成果を強調する一方、米国が「麻薬対策」を名目に圧力を強める中で、外交の防波堤にしたい思惑もにじむ。
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ベネズエラの国営メディアは2025年12月30日、軍による麻薬取り締まりの年間実績として、密輸などに使われた100隻超のボートを押収し、麻薬計52トンを回収、関与した約2000人を拘束したと報じた。国内向けに成果を強調する一方、米国が「麻薬対策」を名目に圧力を強める中で、外交の防波堤にしたい思惑もにじむ。
首都カラカスで、軍の机上に古い無線機と地図が広げられる。配備表には数十年前のロシア製装備の名が残り、部隊の動線は市街へと細く分かれていく。複数の関係筋の証言と計画文書の存在から、ベネズエラ軍が正面決戦ではなく、空爆や地上侵攻に対してゲリラ的に抵抗し、統治の混乱を意図的に拡大する構えを固めていることが見えてきた。これは、人員と装備の不足を自覚したうえでの選択であり、戦いの舞台を広大な領域と日常生活に…