ヘグセス米国防長官、欧州駐留米軍を6カ月見直し NATOに負担増要求
ヘグセス米国防長官はブリュッセルで、欧州駐留米軍の配置を今後6カ月かけて見直すと表明。NATOの防衛は欧州が主に担うべきだとして、同盟国に負担増を求めた。
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ヘグセス米国防長官はブリュッセルで、欧州駐留米軍の配置を今後6カ月かけて見直すと表明。NATOの防衛は欧州が主に担うべきだとして、同盟国に負担増を求めた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が12日、欧州高官2人の話として報じ、ロイターなどが伝えたところによると、トランプ米政権はNATOの欧州向け作戦に割り当てる航空・海軍戦力の削減内容を同盟国側に文書で示した。
米国の欧州防衛関与の不確実性を受け、EUが10万人規模の常設欧州軍を議題化。1月11日、欧州委員(防衛・宇宙)アンドリウス・クビリウスは、欧州駐留米軍の代替も視野に安全保障の自立と防衛力強化を各国で検討すべきだと訴えた。この提案はNATO役割や米欧関係への影響も議論を呼ぶ。
ドイツとフランスは、将来戦闘航空システム(FCAS)での協力を新型戦闘機開発から指揮統制や情報共有、ドローン連携に絞り、当初想定の約1000億ユーロ規模の投資縮小を検討している。この方針転換は欧州防衛協力や産業界に影響を与え、計画の行方には国防や航空機産業の関心が集まっている。
欧州委員会は、兵士や装備を大陸横断で迅速に移動させるための新たな軍事輸送システム構想を始動。国境を越える輸送を一元調整し、インフラや輸送手段の優先利用を想定、草案は近く公表され欧州防衛の実効性が問われる。ロシアの脅威や米国関与への不安が背景だ。