英国政府、伊・日本とGCAPで46億ポンド契約 次期戦闘機設計進む

日英伊GCAP、エッジウィングに46億ポンド契約 機体設計を次段階へ

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英国政府は現地時間7月3日、英国、イタリア、日本の3か国が次期戦闘機計画「GCAP」で、産業合弁会社エッジウィングに46億ポンドの18カ月の国際契約を発注したと発表した。契約は3か国を代表するGCAP Agencyを通じたもので、2035年の就役を目標とする第6世代戦闘機の機体設計を次段階へ進める。

要求事項と試験へ進む設計作業

今回の契約は、英国、イタリア、日本が共同で資金を拠出する18カ月の国際契約である。機体設計の次段階として、主要要求事項の設定、試験、先進コンセプト・評価段階の完了、詳細設計・開発を進める。量産や製造開始の契約ではなく、2035年の就役目標に向けて設計・開発作業を深める工程に位置づけられる。

エッジウィングは、英国のBAEシステムズ、イタリアのレオナルド、日本航空機産業振興株式会社(JAIEC)が設立した3か国共同の合弁会社だ。GCAP次期戦闘機の設計・開発を担い、製品寿命全体を通じて設計権限を持つ立場とされる。一方、計画全体の管理は3か国を代表するGCAP Agencyが担う整理で、産業側と政府側の役割を分けて進める体制となっている。

GCAPは、英国、日本、イタリアが共同で進める第6世代戦闘機開発の枠組みである。英国政府は今回の契約に先立って公表した防衛投資計画で、英国として今後4年間に86億ポンドをGCAPへ投じる方針も示した。英国にとっては、タイフーン、F-35、自律型システムと並ぶ将来の航空戦力の中核に位置づけられる計画である。

4月の初回契約から大型契約へ

GCAPでは4月1日、GCAP Agencyとエッジウィングの間で最初の国際統合契約が締結され、4月2日に公表された。金額は6億8600万ポンドで、主要な設計・エンジニアリング活動に充てられる内容だった。今回の46億ポンド契約は、その初回契約に続く大型契約であり、計画が立ち上げ段階から本格的な設計・開発段階へ広がっていることを示す。

2025年7月の3か国防衛相共同声明では、エッジウィングの設立と新本部開設を歓迎し、国際契約を急ぐ方針が確認されていた。今回の契約は、その工程が実装に移ったものといえる。今後は46億ポンドの各国負担内訳、契約期間や主要マイルストーン、3か国内での具体的な作業分担が焦点となる。

参考・出典

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