南極から日本へ3Dデータ即時伝送 Starlink活用で実証成功
南極の昭和基地で撮影・計測した3D点群データと映像を、Starlink衛星通信回線で日本へ“途切れなく”リアルタイム伝送する実証に成功した。KDDI総合研究所、国立極地研究所、三機工業が連携し、極地の設備管理や作業支援を遠隔化する基盤づくりを一段進めた。
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南極の昭和基地で撮影・計測した3D点群データと映像を、Starlink衛星通信回線で日本へ“途切れなく”リアルタイム伝送する実証に成功した。KDDI総合研究所、国立極地研究所、三機工業が連携し、極地の設備管理や作業支援を遠隔化する基盤づくりを一段進めた。
衛星インターネットの競争が「家庭向け」から「基幹回線向け」へ軸足を移しつつある。Blue Originは1月21日(現地時間、日本時間22日)、地球上のどこからでも最大6Tbpsの上下対称通信をうたう衛星通信ネットワーク「TeraWave」を発表した。光ファイバーが届きにくい地域でも、拠点間の大容量データ移送を想定する点が特徴だ。
反政府デモが続くイランで、当局による通信遮断が「短期の遮断」ではなく、社会を隔離するレベルへと長期化している。固定回線や携帯網の遮断に加え、検閲回避の切り札とされた衛星通信スターリンクにも妨害が及び、情報空間を巡る攻防が一段と激しくなった。
イランで2026年1月8日から続く全国規模のインターネット遮断の中でも、当局が国内利用を禁じるSpaceXの衛星通信「Starlink」を使い、なお外部とつながる動きが一部で続いている。通信統制と衛星回線のせめぎ合いが、抗議デモ弾圧の実態把握そのものを左右し始めた。
SpaceXの衛星通信網「Starlink」は、運用中の衛星の大きな“引っ越し”に踏み切る。Starlinkエンジニアリング担当副社長のマイケル・ニコルズ氏は2026年1月2日時点で、地上約550キロを周回する約4400基を、2026年を通じて約480キロへ段階的に下げる計画をXで明らかにした。規制当局や他の衛星運用事業者、米宇宙軍宇宙司令部(USSPACECOM)などと調整しながら進めるという。
米SpaceXは米国時間2025年12月12日、同社の通信衛星網Starlinkの衛星が、中国の固体燃料ロケットKinetica-1で12月9日に放出された宇宙機の1機と危険な距離まで接近したとXで公表した。衝突は回避されたが、軌道上で誰がどう連絡を取り合うのかという基本が、いまの混雑に追いついていない。
佐賀大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、佐賀大発ベンチャーのダイヤモンドセミコンダクターは、ダイヤモンド基板を用いた高周波半導体デバイスを開発した。マイクロ波帯(3~30GHz)からミリ波帯(30~300GHz)まで信号を増幅でき、オフ状態の耐圧4266V、電力利得の遮断周波数120GHzという性能を実現したと説明している。いずれもダイヤモンド半導体として世界最高水準とされ、衛星通信やBeyo…
激しい雨が降る被災地で、上空のドローンカメラから送られた映像が、遠く離れた対策本部の大型モニターに途切れず映り続ける。周囲では無線で指示を飛ばす声が重なり、現場の隊員は画面を見ながら迂回路を決めていく。こうした「止められない通信」を、地上の基地局ではなく宇宙を経由して支える技術として、NECが新たな衛星ネットワーク制御を打ち出した。
「ここまで来た」と担当者が薄型アンテナを掲げると、画面には1Gbps近い通信速度が映し出された。Amazonの衛星通信サービス「Amazon Leo」が発表した新端末「Amazon Leo Ultra」は、企業向けのギガビット級衛星通信をうたう中核機器だ。低軌道衛星網と組み合わせ、まずは選ばれた企業向けにプレビュー提供を始め、山間部や洋上など従来つながりにくかった現場での利用を見据える。
短波無線の雑音が強まり、極方向の空に淡いベールが揺れた。11日夜、太陽の活発域がふたたび火を噴き、X5.1クラスの太陽フレア(太陽面の大規模爆発)が発生した。衛星観測は大規模なコロナ質量放出(CME)が伴ったことを捉え、地球では強い磁気嵐が進行中だ。影響は12日から13日にかけても続く見通しで、通信・測位・電力など暮らしの足場に注意が必要になる。
大学の屋上で小さな皿が夜空を追う。米カリフォルニア大学サンディエゴ校と米メリーランド大学の研究者が、約600ドルの市販機器だけで静止軌道衛星の通信を受信し、個人の通話や企業・政府の内部データが平文で空を流れている実態を示した。暗号化の盲点が、いま上空から露わになっている。