金相場が1か月ぶり高値へ上昇 中東緊迫で「安全資産」に買い集中
中東での軍事行動が拡大するとの見方が広がり、資金が相対的に値動きが安定しやすい資産へ向かった。2日の金相場は買いが先行し、現物は約1か月ぶりの水準まで持ち直した。市場は地政学リスクの再燃を強く意識している。
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中東での軍事行動が拡大するとの見方が広がり、資金が相対的に値動きが安定しやすい資産へ向かった。2日の金相場は買いが先行し、現物は約1か月ぶりの水準まで持ち直した。市場は地政学リスクの再燃を強く意識している。
祝祭の翌日、金相場が深く息を吐いた。2025年10月20日に1オンス=4,381.21ドルの史上最高値を付けた後、21日夜にかけて急反落し、スポットは一時4,115.26ドルまで下落、先物12月限も大幅安となった。ドル高と利益確定が重なり、近年で最も大きい下げ幅が市場を冷やしたと映る。
2025年10月6日、金相場は1オンス=3900ドルを初めて上抜き、過去最高を更新した。米連邦政府機関の一部閉鎖が続くなか、安全資産への選好が強まり、FRBの利下げ再開も追い風となった。力強い上昇相場は、秋のアジア市場でも勢いを保っている。
金が止まらない。2025年9月29日、国際金価格は再び最高値を更新し、年初来で40%前後の上昇に迫る勢いだ。ここまで持続的に買いが続くのは、インフレの尾を引く気配と、通貨価値への不信が重なったからにほかならない。足元では金が株式を相対的に上回る局面が広がり、「資産の避難先」としての存在感が改めて浮き彫りになった。