1000兆円の純資産価値を狙うSBG、孫氏が示した16年先のAI投資戦略
ソフトバンクグループは6月24日、東京国際フォーラムで第46回定時株主総会を開いた。総会を報じた複数メディアによると、孫正義会長兼社長は2042年にNAV(保有株式の時価評価額から純有利子負債を差し引いた純資産価値)を1000兆円へ引き上げる長期目標を示した。OpenAI関連のAIモデル、ロボット、Armを軸にした半導体、欧米でのAIインフラの4分野で世界首位を目指す方針も打ち出した。
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ソフトバンクグループは6月24日、東京国際フォーラムで第46回定時株主総会を開いた。総会を報じた複数メディアによると、孫正義会長兼社長は2042年にNAV(保有株式の時価評価額から純有利子負債を差し引いた純資産価値)を1000兆円へ引き上げる長期目標を示した。OpenAI関連のAIモデル、ロボット、Armを軸にした半導体、欧米でのAIインフラの4分野で世界首位を目指す方針も打ち出した。
ブルームバーグが15日に報じ、ロイターが伝えたところによると、英半導体設計大手Armが、半導体技術のライセンス慣行を巡り米連邦取引委員会(FTC)の反トラスト法調査に直面している。調査報道で示された争点は、ArmがCPU設計に使うチップ設計図のライセンスを拒否または制限し、半導体市場の一部で競争を妨げようとしたかどうかにある。
ソフトバンクグループ傘下の英Armは3月24日、初の自社製AI半導体「AGI CPU」を発表した。人が一つずつ指示を出さなくても、複数の処理を自律的に進めるエージェントAI向けを掲げており、設計資産の供与を主軸としてきた同社の事業領域が一段広がる形となった。
ソフトバンクグループが米半導体メーカーのMarvell Technologyの買収可能性を今年に入り検討していたことが分かった。条件面の隔たりから合意には至らず、現在は交渉中ではないと複数の関係者が語った。実現すれば半導体業界で過去最大級の取引となり、Armと連携したAIインフラ戦略の延長線上に位置づけられる出来事だった。報道は11月6日に明らかになり、思惑の輪郭が静かに浮かんだ。