本サイトの記事や画像は、AIが公的資料や複数の報道を基に事実関係を整理・再構成し制作したものです。[続きを表示]特定の報道内容や表現を再利用・要約することを目的としたものではありません。ただし、誤りや不確定な情報が含まれる可能性がありますので、参考の一助としてご覧いただき、実際の判断は公的資料や各出典元の原文をご確認ください。[私たちの取り組み]
東京ビッグサイトの屋外スペースで2月24日から、空飛ぶクルマを「飛ばす」だけでなく「運ぶ」前提で回す公開デモが動き出した。旅客ターミナルを仮設し、顔認証によるチェックインや保安検査までを通しで試す。運航の段取りと地上動線を同じ場で確かめるのが眼目だ。期間は28日までとなる。
ビッグサイト臨時ポート 国産機SD-05公開フライト
東京都の発表によると、実証の担い手は三菱地所、兼松、SkyDriveでつくるコンソーシアムだ。会場の東棟屋外臨時駐車場に離着陸場を整え、SkyDriveが開発する「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」でデモ飛行を行う。操縦者が機体に乗り込まない遠隔操縦と自動制御を組み合わせ、ビッグサイト周辺から海上を周回する計画で、都内での国産機による公開デモとしては初の位置づけだという。
飛行は毎日2回を基本とし、見学は無料で予約も要らない。都市部では離着陸に使える場所が限られ、風の乱れや電波環境、周辺の安全確保が実運航の壁になりやすい。今回のようにイベント会場の駐車場を使い、狭い区画から海側へ抜ける経路を確かめる狙いは、将来の市街地運航を想定した条件出しにある。
SkyDriveは自社発表で、東京都内での実機飛行は今回が初めてだと明らかにした。マルチローター型の特性を生かし、限られた面積での離着陸や姿勢制御を見せたとしている。eVTOLと呼ばれる電動垂直離着陸機は、ヘリコプターより小さな離着陸場を想定しやすい一方、騒音や安全基準、運航管理の設計が社会実装の前提になる。
顔認証チェックイン検証 体験モニター募集
今回の焦点は、空中の挙動に加えて地上の一連の手続きまで検証する点にある。東京都の発表では、ターミナル内でのチェックイン、保安検査、搭乗ゲート通過といった流れを再現し、体験モニターも100人募集する。空の移動サービスは、機体性能だけでなく、混雑時の案内や本人確認、手荷物の扱いなど、空港に近い運用が必要になるためだ。
運航の採算を左右するのは、短時間で多くの便を回しつつ、利用者が迷わず動ける設計をつくれるかどうかだ。東京都は3月下旬に東京国際フォーラムで関連イベントも予定しており、技術の見せ方と受け止められ方を並行して探る構えを示している。報道ではImpress WatchやITmedia NEWSも、地上動線の検証を今回の柱として伝えた。
都市での空飛ぶクルマは、機体の安全性に加え、離着陸場の配置、周辺住民の合意、緊急時の対応、運航を支える通信と管制の仕組みがそろって初めて成り立つ。公開実証で得た運航データを積み上げ、制度と運用を同時に詰められるかが、商用化の速度を決めることになる。
