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12日午前の東京株式市場で、キオクシアホールディングスの時価総額が一時44兆円を超え、トヨタ自動車を上回って国内上場企業の首位に立った。終値ベースの順位確定ではなく取引時間中の一時的な首位到達だが、AI関連銘柄への資金集中が日本株の時価総額ランキングの頂点まで動かした局面となった。
6月に相次いだ上位交代
国内時価総額の首位をめぐる動きは、今月に入って急速に変化している。1日にはソフトバンクグループが一時トヨタを抜いて国内首位となり、トヨタは約22年ぶりに首位を譲った。3日にはキオクシアが一時トヨタを上回ったが、この時点ではソフトバンクグループが上位にあり、キオクシアは国内2位と整理されていた。
12日の動きは、その延長線上でキオクシアがさらに一段上がったことを意味する。同社は東芝のメモリー事業を前身とし、2024年12月に東証プライム市場へ上場した比較的新しい大型上場銘柄だ。上場から約1年半で国内時価総額の最上位圏に駆け上がった形である。
AI・半導体に傾く市場の視線
時価総額は、株価に発行済み株式数を掛けた企業価値の目安であり、市場がどの企業に成長期待を集めているかを映す。長く日本株の象徴だった自動車大手を、AI投資や半導体需要への期待を背負う銘柄が相次いで脅かしている点に、今回の相場の特徴がある。
もっとも、確認されているのは12日の取引中に一時首位へ立ったという事実であり、終値ベースで首位を維持したかどうかとは分けて見る必要がある。それでも、ソフトバンクグループ、キオクシアと上位の顔ぶれが短期間で入れ替わったことは、日本株の主導役が自動車中心からAI・半導体関連へ大きく傾いていることを印象づけた。
参考・出典
- キオクシア時価総額がトヨタ上回り首位に – 大分のニュースなら 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate
- キオクシアの時価総額、一時トヨタ超え 上場から1年半で50倍以上に – ITmedia NEWS
- キオクシアの時価総額が一時45兆円で国内2位に トヨタ上回る AIブームの波に乗る
- キオクシアHD、時価総額でトヨタ超え間近-AI相場の新たな象徴 | TBS CROSS DIG with Bloomberg
- ソフトバンクG、時価総額が一時国内首位に 47兆円でトヨタ超え – ITmedia NEWS
- ソフトバンクGが時価総額でトップに トヨタ自動車は22年ぶりに首位陥落
- SoftBank overtakes Toyota as Japan’s most valuable company – The Japan Times
- ソフトバンクGがトヨタを抜き時価総額で日本のトップに | TECH+(テックプラス)
