多文化共生と安全の両立へ 川口市が「外国人政策対応センター」検討
外国人住民が特に多い埼玉県川口市が、外国人支援と治安対策を1か所で扱う新たな拠点づくりに動き始めた。市内の自民党市議団は4日、平口洋法相と小野田紀美外国人共生担当相に対し、出入国在留管理庁や警察も入る「(仮称)川口市外国人政策対応センター」構想への支援を求める要望書を提出した。急増する外国人と地域社会の間で、どんな役割分担が問われているのか。
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外国人住民が特に多い埼玉県川口市が、外国人支援と治安対策を1か所で扱う新たな拠点づくりに動き始めた。市内の自民党市議団は4日、平口洋法相と小野田紀美外国人共生担当相に対し、出入国在留管理庁や警察も入る「(仮称)川口市外国人政策対応センター」構想への支援を求める要望書を提出した。急増する外国人と地域社会の間で、どんな役割分担が問われているのか。
防衛省は、日本周辺空域を飛行する中国の無人航空機に対し、自衛隊機が行う緊急発進(スクランブル)で無人機を活用できるかどうか、2026年度から検証に乗り出す。中国側の運用が本格段階に入ったとの危機感から、より効率的で実効性の高い対領空侵犯措置を探るのが狙いで、関連経費として26年度予算の概算要求に11億円を盛り込んだ。無人機スクランブルは、現場の負担と抑止力をどう変えるのかが問われている。
小泉進次郎防衛相は12月5日、オーストラリアのマールズ国防相と7日に防衛省で会談すると発表した。中国の海洋進出を念頭にインド太平洋情勢を協議し、豪海軍が導入を決めた改良型「もがみ」級護衛艦の契約に向けた進捗も確認する見通しだ。日本初の本格的な主力艦輸出となり得る巨大案件を前に、防衛省内や造船現場では期待と慎重さが交錯している。
日本と中国が、台湾情勢を巡り国連での応酬を続けている。日本の山崎和之国連大使は4日、高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁の撤回を求めた中国の傅聡国連大使の2通目の文書に反論し、グテレス国連事務総長あてに中国の主張は事実と異なり根拠を欠くと批判する書簡を送付した。国連を舞台にしたやり取りは、台湾有事をどう位置づけるのか、そして日中関係と地域の安全保障に何をもたらすのかという問いを突き付けている。
自民党が先送りしてきた防衛増税の所得税部分を、2027年1月から実施する案が動き出した。4日には党内で調整に入り、高市早苗首相も当初の慎重姿勢を転じて必要な財源確保に踏み切る構えだ。防衛費をGDP比2%に前倒しで達成する方針の裏で、家計や連立政権にどんな重さをもたらすのかが問われている。
農林水産省が、コメの「需要に応じた生産」を法律に書き込む検討を進めている。減反を事実上復活させる生産調整だとの批判もある一方で、石破茂前首相の掲げた増産路線から再びかじを戻す形だ。政権交代のたびに変わる国のメッセージの下で、田んぼを守る現場は何を拠り所に将来設計をすべきなのかが問われている。
米シリコンバレーのAI企業Pale Blue Dot AIが、中国の顧客向けに日本で使うエヌビディア製GPUの購入資金として、約3億ドル規模の融資調達を進めていることが分かった。融資が実現すれば、日本のデータセンターで稼働する半導体を通じて、中国企業が高性能AI計算能力にアクセスする構図になる。
パレスチナ・ガザ地区南部ハンユニスの海岸側アル・マワシ地区で、12月3日(現地時間)、イスラエル軍の航空機が避難民用テントを攻撃し、子ども2人を含む5人が死亡した。現場近くのクウェート野戦病院の医療関係者によれば、負傷者も多数運び込まれているという。一時的な避難先にすぎないテントが標的となる中、「逃げた先は本当に安全なのか」という問いが、避難生活を続ける住民の前にあらためて突きつけられている。
米ホワイトハウスは3日、トランプ政権のスティーヴ・ウィトコフ特使とウクライナの交渉責任者ルステム・ウメロフ国家安全保障・国防会議書記が、4日に米フロリダ州マイアミで会談すると発表した。ロシアとの戦闘が長期化するなか、戦争終結への道筋を探る重要な節目となる可能性がある。
米国のトランプ大統領は3日、カナダとメキシコとの間で新しい通商合意を結ぶ案に言及した。北米3か国は長年、自由貿易協定の下で生産や物流を密接に結び付けてきた。発言は、そのルールの行方をめぐり、企業や働き手の間に静かな緊張を走らせている。
米半導体大手NVIDIAを率いるジェンスン・フアンCEOが12月3日、ワシントンでトランプ米大統領と会談し、対中AI半導体輸出を巡る交渉の中心に立った。会談後、連邦議会議事堂で記者団に対し、H200と呼ばれる自社のAIチップについて「規制が緩んでも、中国が受け入れるかどうか分からない」との趣旨を述べ、米政権の緩和策がそのまま商機にはつながらないとの見方をにじませた。
ロシアのプーチン大統領が12月上旬、ウクライナ侵攻開始後では初めてインドを訪れる。ニューデリーでは4〜5日に年次首脳会談が予定され、防衛とエネルギー協力の再確認が焦点だ。インドは同時期に米国との貿易協定交渉を大詰めまで進めており、2つの大国との関係をどう両立させるかが注目される。
内戦と経済危機が続くミャンマーで、アヘンポピーの畑がふたたび山肌を覆い始めている。国連薬物犯罪事務所(UNODC)が12月3日に公表した最新調査によると、2025年のアヘン栽培面積は前年より17%増え5万3100ヘクタールに達し、この10年で最大となった。紛争と貧困に追い込まれた農民が、生活のため違法作物へ戻っている実態が浮かぶ。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団は4日、今年5歳の誕生日を迎える前に命を落とす子どもが世界で約20万人増える可能性が高いとする報告書を公表した。2024年の推計約460万人から、2025年は約480万人へと増加に転じる見通しだ。国際援助の削減が主因とされ、今世紀初めて「防げたはずの死」が再び増えかねない局面にあることを示している。静かに進む支援縮小のつけを、最も小さな命が払わされようとしている。
フランスのマクロン大統領は4日、北京の人民大会堂で中国の習近平国家主席と会談し、冷え込む通商関係の立て直しを最大の狙いに掲げた。人民大会堂前で儀仗隊が整列するなか、関税や補助金を巡り欧州連合(EU)と中国の対立が続く今、フランスは自国企業の活路をどう確保するのかが問われている。
米国や欧州諸国など約90カ国が3日、ロシアが強制的に移送・送還したウクライナの子どもたちをただちに安全かつ無条件で帰すよう求める国連決議を支持した。だが決議は法的拘束力を持たず、故郷を離れた子どもたちが実際に家族と再会できるのか、多くの疑問も残る。
トランプ米政権は12月3日、高度な外国人技術者向けの就労ビザ「H-1B」の申請者について審査を一段と厳しくすると発表した。米国務省の内部メモでは、言論の自由の「検閲」に関わったとみなされる申請者はビザを拒否する対象になり得るとされる。ビザ審査の名の下で表現の自由をどこまで守れるのか、その線引きが問われている。
欧州連合(EU)の欧州委員会は3日、レアアース不足などの経済的圧力に備え、貿易措置の強化と経済安全保障対策を束ねた「経済安全保障ドクトリン」を発表した。27加盟国全体で重要物資や先端技術の供給を守る枠組みづくりが本格化し、自由貿易と安全保障のバランスが問い直されている。
中国の王毅外相が3日、北京でフランスのバロ外相と会談し、台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁を改めて批判した。中国側は自らの立場を詳しく説明した上で、フランスに対し「引き続き理解し支持してほしい」と求め、日中の対立が欧州外交の場にも広がりつつあることを印象づけた。
インド政府は12月3日、スマートフォンメーカーに国営サイバーセキュリティーアプリの搭載を義務づけていた方針を撤回した。野党やプライバシー擁護団体、AppleやSamsungといった世界のIT大手が「事実上の監視ツールになりかねない」と強く反発したためだ。盗難端末の追跡や詐欺防止を掲げたこのアプリをめぐる騒動は、サイバー防御を理由に国家が個人データへどこまで踏み込んでよいのかという、重い問いをインド…