中国海警局船が日本EEZ内の海保測量船に中止要求 2日連続

中国海警局船、海保測量船に2日連続で中止要求 日本のEEZ内調査で緊張続く

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海上保安庁は2日、日本の排他的経済水域(EEZ)内で調査していた同庁の測量船に対し、中国海警局の船が無線で調査中止を求めたと明らかにした。1日公表分に続く2日連続の事案で、前日のケースでは日本政府が中国側に外交ルートで抗議しており、同様の要求が続いた形だ。

測量船「拓洋」への繰り返し要求

1日公表分では、6月30日午後10時ごろ、沖縄本島の北西約290キロの日本のEEZで海洋調査をしていた海上保安庁の測量船「拓洋」が、中国海警局の船から無線で繰り返し調査中止を求められた。EEZは領海の外側に広がり、沿岸国が資源開発などで一定の権利を持つ海域である。

木原稔官房長官は1日、中国側の要求は「受け入れられない」と述べ、外交ルートを通じて抗議したことを明らかにした。政府は、6月30日夜の調査について、日本のEEZ内で国際法に従って実施している正当な活動だと説明している。2日公表分については、少なくとも公開報道で確認できる範囲では、発生時刻や対象となった測量船名などの詳細は明らかにされていない。

相次ぐ海洋活動への対応

直前の6月28日には、魚釣島沖の日本のEEZで中国の海洋調査船が海中にパイプ状の物を下ろしているのが確認され、海上保安庁の巡視船が無線で中止を求める別件も起きていた。今回は中国海警局の船が日本側の測量船に中止を求めた事案で、主体は逆だが、周辺EEZでの海洋活動をめぐる緊張が短期間に重なっている。

海上保安庁は、尖閣諸島周辺での中国海警局船舶の活動や、日本の同意を得ない外国海洋調査船による調査活動を継続的な対応対象としている。同意のない調査には現場で中止を求め、関係省庁へ通報する運用を取っており、今後は同種事案の有無や政府側の追加説明が焦点となる。

参考・出典

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