パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍攻撃、3人死亡 停戦協議は停滞

イスラエル軍攻撃でガザ3人死亡、撤収と武装解除の協議停滞

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ロイターによると、パレスチナ自治区ガザで11日、イスラエル軍の攻撃により3人が死亡した。停戦を次の段階へ進める協議はエジプト、カタール、トルコの仲介で続いたものの、ハマスの武装解除を巡る溝は埋まっていない。大規模戦闘を止めた停戦の枠組みは維持されているが、現地では攻撃と交渉停滞が同時に続いている。

攻撃続くガザ、停戦強化協議と並行

保健当局者や医療関係者によると、ガザ市モグラビ通りでは住宅への攻撃で1人が死亡した。イスラエル軍は、この攻撃について武装勢力メンバーを標的にしたと説明している。

ガザ中部のヌセイラト難民キャンプでも別々の空爆があり、2人が死亡した。停戦は2025年10月に大規模戦闘を停止させたが、ガザでのイスラエル軍攻撃を完全に止めるには至っていない。

一方、仲介国はハマスなどパレスチナ側勢力と1週間にわたり協議を続けた。焦点は、停戦第2段階に含まれるハマスの武装解除とイスラエル軍撤収の扱いだ。武器の放棄と部隊撤収をどの順序で進めるのかが、交渉全体を左右している。

武装解除が残る未解決項目に

ハマス幹部のフサム・バドラン氏は11日の声明で、協議は「実質的進展」を達成したと述べ、仲介国に対してイスラエルの停戦違反を止めさせるよう求めた。ただ、エジプト筋の説明では、今回の協議は結論に至らず、主な障害は武装解除だった。

トランプ氏が主導するBoard of Peaceが示した15項目の青写真では、ハマスを含む各派が14項目で一致したとされる。しかし、武装解除は未解決のまま残った。パレスチナ側当局者の一人は、ハマスの武器やインフラの解体要求が10日に新たな「イスラエル側の障害」として浮上し、前向きな雰囲気を崩したと説明している。ハマスは全面的な武装解除を、パレスチナ国家に向けた政治プロセスの開始と結び付けている。

第2段階協議の停滞は、6月3日時点でも報じられていた。ネタニヤフ首相は同日のインタビューで「ハマスは武装解除しなければならない」と述べていた。ガザ保健当局の集計では、停戦開始後のイスラエル軍攻撃によるパレスチナ人死者は3日時点の約930人から11日時点で950人超に増えた。停戦を次の段階へ進められないまま、現地の犠牲は積み上がっている。

参考・出典

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